ラパンのキーレスが反応しなくなった人、キーレスの電池を交換した人、キーレスを新たに交換した人はこのページの手順に従って設定してみて下さい。
エアコンが弱いと感じている方はラパンのエアコンが効かないページも参考にして下さい。
なお、ラパンは異音が発生しやすい車です。キュルキュル音が最初だけ出る事はありませんか?同じエンジンのワゴンRと同じ故障かもしれません。キュルキュル音が最初だけ出るスズキ車も参考に見て下さい。
ラパンのキーレスがリセットされる
キーレス(ワイヤレスキー)の電池が無くなり、キーレスが反応しなくなった状態で、数日経過するとキーレスの設定がリセットされてしまいます。
そうなるとキーレスの電池を交換しただけではキーレスのボタンを押しても作動しません。
作動させるには受信機とキーレスを登録(設定)する必要があります。
キーレスの設定は簡単
正常に作動させるにはキーレスの送信機と車の受信機のセット作業(設定)をしなければなりません。
設定は簡単ですが、やり方を少し間違えるだけで、作動しません。
いったいどうすればセットできるのかわからない人が多いようです。しかも設定は決められた時間内に完了させないと設定できません。
このページの手順通りに作業すればセットできますので1回諦めず、何度もチャレンジしてみてください。
ラパンのキーレス設定方法
【1】
・最初に運転席の窓ガラスを全開にします。
・次に上図の青丸を緩めバッテリーのマイナス端子を外します。そうしますと車両の設定がリセットされますので、ナビやセキュリティを装着している車は再設定が必要になります。
バッテリーのマイナスを外す前にナビやセキュリティの取り扱い説明書を見て再設定方法の確認と、バッテリーを外しても問題ないか確認しておいてください。
不安がある方は、ご自分で作業せずに、自動車整備工場に依頼してください。
・エンジンをかける時にキーを差し込むキーシリンダーからキーを抜いた状態にして下さい。
・運転席のドアロックノブを上にし、ドアのロックを解除し、ドアが開閉できる状態にしておきます。
【2】
・以上の状態で30秒以上放置します。
・30秒経過しましたらバッテリーのマイナス端子を取り付けます。
【3】
運転席のドアに付いているドアロックノブ(上図の赤丸)を【下げる】→【上げる】→【下げる】→【上げる】の順で操作する。
【4】
キーレスのボタンを押す。成功するとドアロックノブが上下に1度作動する。
【5】
運転席のドアに付いているドアロックノブ(上図の赤丸)を下げてロックする。
【6】
キーレスのボタンを2回押す。成功するとドアロックノブが上下に1度作動する。
無事に作動すれば完了です。
キーレスが効かない時は電池交換も再チェック
2番のバッテリーを取り付けてから6番の作業完了まで60秒以内にやらなければセットできません。
その為、バッテリーをつけてからすぐに作業できるように窓ガラスを全開にしておきます。
そうすればバッテリーを付けた後、ドアを開けずに運転席のドアロックノブをさわる事ができるので、すぐに作業できます。
作動しない場合は再度2番から作業してください。
何度やりなおしても作動しない場合は、ボタン電池が正しく挿入されているか確認します。
ボタン電池の型番CR1220であっていますか?
+と―を間違えていませんか?
ボタン部分のゴムがしっかり押せますか?ズレていませんか?
どうしても動かない場合はキーレスの故障が考えられますが、意外と故障する事がが少ない部品ですので、ほとんどの場合が初期設定で動きます。
あきらめずに何度も挑戦して見て下さい。
キーレスの受信機は故障しない
キーレスは送信機と受信機にわかれます。送信機はボタンの付いているキーの事です。
受信機は車内のスピードメーターの裏に設置されていますが、受信機が故障する事はほとんどありませんので、どうしても作動しない時はキーレス送信機の故障を疑います。
キーレスの送信機は中古でも売られています。
中古の場合、キーの溝は違いますので、ボタンの付いている送信機の中身だけ交換し、初期設定して使って下さい。
なお、時々、運転席のドアロックモーターが故障して動かない事があります。キーレスの登録がうまくいかない場合はキーを交換する前に整備工場で点検してもらって下さい。
もうすぐ車検でしたら費用が安くて日数も早いオートバックス車検で見積もりだけでも出してもらうといいと思います。