アパートの駐車場での洗車はどうされていますか?やはりガソリンスタンドの洗車機で洗うのが一番簡単ですよね。
しかし、それほど綺麗にならずにタオルで拭きあげないと水垢が点いてしまう事もあります。
でしたら家で水道のホースを利用せずにバケツだけで洗車してみてください。予想以上に簡単で綺麗になります。
なお、もうすぐ車検でしたら費用の安いオートバックスで車検と洗車を頼むのもお得です。
目次
バケツ洗車はホースなしで簡単
車が好きな方でしたら週に1度は洗車しているのではないでしょうか?
なかには毎日洗車している方もいます。
しかし洗車をしないという方も多いと思います。とくに女性の方は、1度もしたことが無いなんていう意見もよく聞きます。
皆さんは洗車が大変だと思っているようですが、ホースを使わないバケツ洗車でしたら10分~20分程度で終わります。
せめて1か月に1度位は洗車した方が車の塗装状態も長持ちします。
洗車機に頼らすにホースなしのバケツ洗車にチャレンジしてみましょう。
バケツ洗車の流れ
洗車グッズを全て用意してから洗車を始めて下さい。足りないと水垢がついたり汚れが再付着するので準備が大事です。
まずは用意する物です。
洗車に必要な物
- バケツ
- タオル
- スポンジ (手のひら2つ分位)
- 歯ブラシ (いらないもの)
- ガラスクリーナー (市販の家庭用)
- ハンディ掃除機 (おすすめはダイソン)
- 大きめのブラシ (こぶし位の物)
- タイヤワックス (カー用品店にある缶スプレー式)
手順
- 外装: タイヤ、ホイールの清掃
- 外装: ボディの清掃
- 内装: ハンドル、ダッシュパネルの清掃
- 内装: 座席、床の掃除機がけ
- 内装: ガラスクリーナー
- 仕上げ: タイヤワックス
やり方その1 タイヤ、ホイールの清掃
まずはじめにバケツに水を入れます。
100円均一にあるような大きなブラシや歯ブラシのような小さなブラシにバケツの水を付けてホイールの隙間をゴシゴシ洗います。
ここの汚れはブレーキパッドの使用後に出る粉です。
これを放置しておくとホイールにこびりついて取れなくなるので、月に1度は綺麗にします。
よく新車購入時にボディーコーティングをしているからと言って洗車をしない方もいますが、コーティングしてあってもホイールの汚れは付着し、取れなくなりますので、ボディコーティングされている車両でしたら、外装はホイールの清掃だけでもやりましょう。
ついでにタイヤの横の泥も落とします。もしブラシが入ればホイールハウス内もブラシでゴシゴシ洗います。
注意タイヤの溝は減っていませんか?
やり方その2 ボディの清掃 スポンジで洗い流す
まずはバケツの水を綺麗な水に変えます。
そしてスポンジをバケツに入れ水をたっぷり含ませます。水をたっぷり含ませるのがポイントです。
そのまま水を切らずに屋根から拭いていきます。拭くと言うより汚れを下に流し捨てる感じです。
ゴシゴシこするのはNGです。
砂が付着していますので、こすると傷つきます。
優しく流してください。
上の汚れを下に落としていくので、車体の上から洗車していくのがベストです。
屋根が終わったら、フロントガラス、バックガラス、サイドガラス、
ボンネット、前回り(バンパー、ヘッドライトなど)、右ドア、
リヤバンパー、トランク、左ドアといった具合に車の周りを回転しながらスポンジで流していきます。
十分に水を含ませて作業してください。
スポンジの水がへったりスポンジが黒く汚れてきましたら、バケツの水でよくすすぎ、再度スポンジに水を含ませて、洗車してください。
すべての箇所のスポンジで流しましたら、バケツの水を綺麗な水に入れ換えて、屋根からボディ全体を流します。2、3回流すと良いでしょう。汚れが残っていそうな箇所は再度スポンジを使って優しく流して下さい。
次はタオルで拭きあげます。
タオルを濡らしてから硬く絞り、拭き取っていきます。
ボディーを拭きとった後にガラスを拭くとガラスが汚れますのでガラスから拭きとって下さい。
ホイールとタイヤは水で流すだけで拭かないでください。
注意 ワイパーは切れていませんか?
傷つかない洗車はシャンプー
このようにカーシャンプーを使うと砂や汚れを浮かすので傷が付きにくいです。
傷が目立つ黒色などはシャンプーを使う事をおすすめしますが、シャンプーは水道水が大量に必要になり、ホースがないと難しいので今回はシャンプーは使いません。
なお、洗車後にテールランプに水が入ってしまう事もあります。その場合はパッキン不良かテールランプにヒビが入っている可能性があります。
車内の清掃
車内のダッシュボードやメーター、ステレオ付近などを水拭きします。
スイッチの横などの隙間の汚れが気になるようでしたら軽く水を含ませた歯ブラシでこすると中の汚れが取れます。
水拭きは水をよくきってから拭かないと水の跡が残りますので、よく絞ってから使いようにします。
車内の砂や小さなゴミは掃除機で吸い取る
シートの上や床は掃除機で綺麗にします。
ダイソンのハンディー掃除機がパワーがあっておすすめです。
ハンディタイプがなく、どうしても掃除機が車内まで届かないようでしたらガソリンスタンドなどに設置されている100円程度で使用できる掃除機を使用してください。
そうしても掃除機が使用できないようでしたら、フロアマットを外して外でパタパタはたくだけでも少し綺麗になります。
注意 車内の臭いは気になりませんか?
仕上げにガラスとタイヤを光らせる
最後に仕上げをします。ボディを光らせるにはワックスやコーティングが必要ですが、ガラスとタイヤは簡単に輝かせることができるのでこの2つはするようにして下さい。
ガラスクリーナーは2度拭きがベスト
カー用品店やホームセンターなどで売られているガラスクリーナーで内側のガラスを拭きます。
ガラスクリーナーに使用不可の説明が載っていいますので、自動車のフロントガラスが不可になっていないか確認して下さい。
フロントガラスに使用できないと記載されているガラスクリーナーを使用してしまいますと、ガラスに光が反射して見にくくなってしまいますので、気を付けて下さい。
フロントガラスも使用できるクリーナーを使って拭いた後、乾拭きでもう一度拭くと綺麗になります。
タイヤワックスは飛散注意
そして最後にタイヤワックスを吹き付けます。オートバックスなどの用品店で売っている物でかまいません。
タイヤワックスのスプレーは周りに飛び散りますので、タイヤに近づけて吹き付けて下さい。
タイヤの側面だけに吹き付けます。道路と接地する面につけてしまうとスリップしやすくなってしまいますので、付かないように気を付けて下さい。
以上で車はピカピカになります。
家やアパートにホースに無い方はバケツ洗車で
初めて洗車する方は30分から40分位かかってしまうかもしれません。
2回目からは慣れてきますので、20分程度で綺麗にできると思います。
時間をかければもっと綺麗にすることは出来ますが、短時間でできる洗車の回数を増やした方が、車にとっては良い状態を保てますので、汚くなったら洗車するのではなく、月に1度か2か月に1度は洗車するようにしましょう。
とくにホイールのブレーキ汚れはこびりつき、取れなくなります。
ホイールが黒く汚れると、いくらボディを綺麗にしても仕上がりは具合はいまいちです。
ホイールだけはこまめに洗って下さい。時々ティッシュ等で拭くのもいいと思います。
綺麗にしたら次はメンテナンスです。あまり車の点検をしない方でもエンジンのオイル交換だけは定期的にするようにしましょう。