よく故障する箇所は車検の時にあらかじめ交換しておけば安心です。
道路上で故障して動かなくなると迷惑がかかりますし危険です。
そういった箇所は車検で予め交換しておくことをおすすめします。
タントの場合はエンジン点火系が故障しやすいのはとても有名です。
車検整備に出した時に故障しやすい箇所の点検をお願いすると良いですが、どこに頼むのがいいと思いますか?
1番簡単なのがオートバックス車検です。
よくある故障をご紹介しますので、車検に出す際は整備士に相談してみましょう。
目次
タントのスパークプラグの交換時期【L350S】
スパークプラグの交換時期
3万kmもしくは2年おきに交換しておいた方が安心です。交換しなくても問題ないような感じも受けますが、交換せずに劣化したスパークプラグを使い続けるとイグニッションコイルに負担がかかるので、定期的に交換しましょう。
スパークプラグの役割
タントはスパークプラグが比較的弱いです。スパークプラグはエンジンの中に火花を飛ばす部品で、例えるならライターのカチカチ光る所をイメージしてもらえればいいです。
実際はもっと激しく火花は飛びます。
エンジンの中の空間にガソリンと空気を入れて最後にスパークします。
そうしますとエンジンの中で爆発し、ピストンを動かし、そこからシャフトを回転させてエンジン内部を回します。
O2センサーも故障する
スパークプラグが故障しますと、エンジンの調子が悪くなりますが、具体的にどういった症状かと言いますと、ドッドッドッドというアメリカのバイクの様な音がでるのが特徴です。
それと車体もその音に合わせて振動します。信号待ちなどからの発進時はアクセルペダルと踏み込んでも進まない症状があらわれます。
その為、燃費がかなり悪くなるのとエンジンの中で正常に爆発していない状態ですので、排気ガスの中にガソリンの燃え残りが混ざります。
そうなりますと、マフラーも熱くなり、O2センサー(オーツー)も故障し、エンジン警告灯も点灯します。
イグニッションコイルも故障
もう一つ、スパークプラグの上一つ一つにイグニッションコイルという大きな火を出すために制御している部品がありますが、その部品もスパークプラグが劣化してくると負担がかかり故障しやすいので、スパークプラグは車検もしくは2万kmごと交換することをおすすめします。
私のおすすめであるオートバックスでもイグニッションコイルやスパークプラグの部品は注文できます。
色々な種類やメーカーを選べますが、故障しやすいメーカーはすすめてこないので、ご安心下さい。
タントはウォーターポンプの水漏れも注意
エンジンを冷やす機能の1つにウォーターポンプという部品を使用しています。
何をしている部品かと言いますと、エンジンとラジエーターの水を循環させる ために水流を作っています。
ウォーターポンプが正常に回らなければエンジンの熱い水とラジエーターの冷たい水を入れ替える事ができませんので、オーバーヒートします。
大事な機能ですが、回らないという故障より、漏れる故障の方が比較的多いです。
漏れ始めは自分では気づきにくいので、整備工場で見つけてもらうしかありません。
日ごろから冷却水の減りが早い場合など、整備工場にそのことを伝えておきますと、見落としの無い確実な整備をしてもらえます。
水は蒸発しやすいので、見落としが多いと思います。異変を感じましたらご自分で報告することが、車のトラブルを減らすポイントです。
水が減る原因のページも参考にご覧になって下さい。
オーバーヒートはエンジンのダメージが大きく、買い替えを検討するタイミングでもあります。
買い替えるなら一括査定が高く売れるのでおすすめですが、注意点もありますので、しっかり調べてからご利用してください。
タントのスパークプラグ交換費用オートバックス車検の見積もり
オートバックス車検は来店の気楽さがいいです。
楽天車検からお近くのオートバックスを検索して予約すると楽天ポイントが付くので、とてもお得です。
見積もりは無料なので、気になる方は、車検の候補の1つに入れて見て下さい。
アフターサービスも充実していておすすめです。
【ダイハツ タント L350S 車検整備費用】
車検費用内訳 | 金額 |
自賠責保険料 | 17540円 |
重量税 | 8200円 |
印紙代 | 2200円 |
検査料 | 8000円 |
整備費用 | 15000円 |
スパークプラグ3本 | 6000円 |
合計 | 56940円 |
「オートバックスの車検見積もり待って」のページも見ていただければもっと詳しくオートバックス車検の見積もり方法や、代車、予約手順など、解説しています。
オイル漏れや消費にも注意
タントに限らず、軽自動車はエンジンオイルが2.5L程度しか入りません。正常なエンジンでも5000km走行すると1L減ることもあります。
1万km放っておくと2L減り、オイルがほとんど入ってない状態になります。
そうしますとエンジン内部を傷つけて音が発生し、傷ついた隙間からオイルが燃焼室に侵入し、ガソリンと一緒に燃えてなくなってしまいます。
また、オイルエレメントの取付部分にオイルコントロールバルブにオイルを流すバイパスパイプがありますが、そこからのオイル漏れもよくあります。
メーカー基準ではオイル交換の時期は1万kmとなっている場合もありますが、エンジンを長く良好な状態を保つためには5000kmで交換することをおすすめします。