車の買取相場を調べる方法【車の査定は不要】

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どこにも登録せずに簡単に車の買取相場を調べる方法をご紹介します。

買取サイトの入力フォームに車のデータや個人情報を入力して買取店とコンタクトをとる方法ではありません。

ここでは他とコンタクトを取らずに、あなたのお車の相場を調べる方法を紹介しています。

 

車の買取を依頼する前に相場を知る必要性

査定する時に必ず聞かれるのが希望額です。

相場がわからず希望額を言えばそのまま安く買われてしまうか、知識不足を悟られ、もっともらしい相場観を押し付けて買いたたかれ結局は安くなってしまいます。

何社も買取査定してもらえれば何となくわかるんじゃないかと思いますが、実は1社目の査定で策略にはまり契約しまう人が半分以上います。

買取店の交渉術は色々ありますが、どこも査定額をなかなか教えてもらえません。

教えてくれてもはっきりとは言い切らないでしょう。

言ったときは買取店が契約まで行けると踏んだときなので、とにかくヒアリングしながら揺さぶってきます。

買取知識のない人がこの揺さぶりにどっぷり浸かり、流れのままに進んでしまいます。

自分が流れを掴んでいるようでも、流されているのです。

買取相場をある程度把握していれば、おかしな金額に気が付くので、買取業者の言う価格を吊り上げる事も可能です。

一括査定の買取店の交渉方法は何番目に査定するのかによってまったく変わってきますが、確実に言えることは買取相場さえ知っておけば、どんな作戦にも引っかからない事!でしょう。

車買取の体験談を見たい方はこちら

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ラビットの車買取が相場の基本

ラビットは中古車オークション最大手のUSSオートオークションと連携している為、車買取の基本的なお店です。

オートオークションを考慮せずに、中古車の買取相場はありえません。

このページの相場シュミレーションも中古車オークション相場が参考になるように計算されています。

車買取店の提示価格に不信感があるようでしたらラビットで1度査定してもらうのが、正当な価格が知れていいでしょう。

車買取ラビットはズバットやカーセンサー査定などの比較サイトから申し込む事ができます。

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買取する車の相場を調べる準備をする

買取相場を正確に調べるためにまずは下記を準備します。

車検証、走行距離、傷やヘコミの数と程度。

以上を準備しておけば、後はパソコンやスマートフォンであなたの車の買取金額がわかります。

それでは順番に見ていきましょう。

※ここで相場を算出するまでの所要時間は15分程度です。知っておくとかなり便利なので見ていって下さい。

1.車検証からグレードを調べる

車検証の車名と車体番号を見てグレードを調べましょう。下記車名をクリックするとメーカー公式ページに移動してグレードを調べる事ができます

トヨタ ニッサン
スバル ミツビシ
マツダ ダイハツ
スズキ ホンダ

 

2.車の事故歴を確認する

中古車で購入した方は購入時に事故車だったか思い出して下さい。

事故車で買ってなければ、ご自分が乗っている時に車をぶつけた事がありますか?

軽くぶつけただけた様な事故では事故車にはなりません。

こちらで事故車の定義を確認下さい

事故車かどうかで買取相場は10万円以上変わります。正確に分からない時は「事故(修復)歴なし」として相場を調べましょう。

 

3.小売りしている同程度の車を検索する

中古車の台数がとても多いカーセンサーで同じような車を探します。

➡こちらがカーセンサー公式サイトです

下記の赤丸を入力して下さい

  1. メーカー車名をクリックしてご自分の車を選択する
  2. モデルグレードをクリックして適合年式の行の右側にあるグレード絞り込みをクリック。同じグレードでも販売店によって書き方が違う場合がありますので、同じようなグレードを複数選択してもかまいません。
  3. 走行距離を選択。55000kmでしたら5万~6万を選択
  4. 最後にカーセンサー認定車を選びます。買取相場価格の精度を上げるためにカーセンサー認定の評価点が役立ちます。

 

4.出てきた中古車の詳細を確認

ご自身の車と同じ色の車を選んで詳細を見ます。

同じ色がなければ別の色でもかまいませんが、色で価格が変わります。

パールホワイトとブラックは他色より5万円~10万円ほど高いとお考え下さい。

次は装備ですが、シート材質、電動シート、ナビ、エアコンパネル、ホイールが同じような車を選びます。

装備の違いで最大10万円位変わってきます。

最後に車両状態評価書を見ます。車両状態評価書には評価点がありますが、この評価点の基準は全国的に統一されつつあります。

業者専用オークションでも同じような点数をつけているので、買取でも販売でも参考になります。

【評価点の基準】

5点 目立つ傷がなく、全体的に小傷程度
4点 握りこぶし以内の傷やヘコミが2、3ヶ所
3点&3.5点 握りこぶし以上の傷やヘコミ、握りこぶし以内の傷やヘコミが4個以上
3点&3.5点 修復歴にはならない程度の軽い損傷の場合もこの点数
R点 修復歴あり

4点がもっとも平均的な普通の中古車です。

ご自身の車を確認して上の基準と傷やヘコミを見比べて何点になるか予測します。

判断がつかなければ4点の車を選択すれば大丈夫でしょう。

R点は事故車なので、価格はぐっと下がります。ご自身の車が事故車で間違いなければ、R点を参考にしましょう。

難しいのが3点や3.5点です。状態が悪くてこの点数の場合とギリギリ事故車でない場合もこの点数になります。

(インナーU小)や(ピラーU小)や(メンバーU小)など骨格部分の軽い損傷が3.5点になります。

ちなみに記号のUはヘコミを表しています。

➡記号の種類はこちらをご確認下さい

車両状態評価書を見るとどこを修理しているか載ってますので確認しましょう。

こちらで評価点を詳しく説明しています

以上ですが、あなたの乗っている車に近い中古車はありましたか?

1台に絞らなくてもいいのでご自身の車に近いと思われる中古車の車両本体価格を書き出して下さい。

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車の買取相場シュミレーション

前項で書き出した中古車の本体価格を入力します。総費用ではありませんので注意して下さい。

中古車は人気、不人気といった不透明な事実でも相場が変わりますが、この計算のベースとなっている本体価格が実際の販売価格を入力するので、正確性が高いです。

 

ニッサンのサイトで下取り価格を調べる事ができます。ニッサンのサイトですがニッサン車以外の下取価格も知ることができます。

下取り価格をニッサンのサイトで調べるのはこちら

ニッサンのサイトは正確性は低いですが、買取店に希望額を伝える時は無謀な金額では話を聞いてもらえません。

両方とも根拠のある金額なので、高い方の金額を買取目標にするといいでしょう。

この金額をみると小売りと買取の差が大きすぎて車の買取価格に不満が出てくると思いますので、次項で中古車流通の仕組みを説明します。

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中古車買取~販売までの流れ

  • 買取した車は”必ずどこかに売る”という事
  • 売り方は複数あり、高く売れる方を優先
  • 最終的には業者専用の中古車オークション

上記3つがポイントです。

買取した車はまず最初に店頭に並べて販売を仕掛けます。

2ヵ月売れなければ、店頭価格を下げて再度、展示します。

さらに1ヵ月売れなければ同業他社(中古車販売店や輸出業者)にリストを送って業販アプローチします。

※業販とは同業者に小売りより数万円安くしますが、値引き幅はその時の状況次第です。

業販でも売れないと業者専用の中古車オークションに出品します。

オークションは全国の中古車販売店やディーラー、外国人輸出バイヤーが利用しています。

利用者数はとても多いのでオークション相場価格で必ず売れます。

中古車販売店はオークションから仕入れて販売しますので、オークション相場は展示価格よりずっと安くなります。

以上の事から中古車価格の高い順番がわかると思います。

  1. 中古車小売り販売
  2. 中古車業販
  3. 中古車オークション

といった順番で値段が下がっていきます。

買取店は最悪の事態(最低限度)を考えると当然3番の中古車オークションより安く買わなければなりません。

買取店もボランティアではありませんので、利益を取ります。

一般的には中古車オークションより最低でも10万円ほど安く買い取るようです。

以上のことから、中古車の販売と買取の間にオークションが入るので、買取店は中古車オークション相場より安く買取るのが必須条件になるのです。

カーセンサーなどの販売価格より少し安く買取した場合、展示して何ヵ月も売れなくてオークションに出すと買取店は大赤字です。

そんな危険なビジネスは絶対にしません。

安全で健全な経営を目指せば、必ず上記流れになるはずです。

車を売りたい時は買取相場を参考に交渉してみましょう。

車を高く売る買取情報はこちら

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