修復歴ありはカーセンサーなら買っても大丈夫【事故車でも安心の修理箇所5つ】

*当サイトはプロモーションが含まれています

このエントリーをはてなブックマークに追加 ブックマークに追加

このエントリーをはてなブックマークに追加

「修復歴ありって買って大丈夫なの?」「査定して事故車だと買取してくれない?」などと質問されます。

カーセンサーでは事故車の事を「修復歴あり」といい、検索すると安いのは間違いありません。

しかし購入した後、「まっすぐ走らない」、「変な音がする」などの苦情を時々聞きます。

修理で高い費用がかかってしまうと修復歴ありを安く買う意味がありません。

また、事故をした車は売れないといった噂も聞きます。

事故車でも買取してもらえないと、買い換え時に苦労しそうです。

カーセンサーを参考に修復歴の基準や定義を知り購入しても大丈夫な理由及び事故車でも高く売れる方法を紹介します。

車を購入しようと思っている方はこちらの「カーセンサーで値引き交渉」も参考にしてみて下さい。

 

修復歴とは

—-マツダ技術説明(骨格)—-

修復歴の定義は交通事故などにより、車体の骨格(フレーム)を損傷した経歴のある車をいいます。

「骨格を損傷した経歴」が決め手

直してあるから「修復歴あり」にはならないとか、骨格が曲がっているが、修理してないから修復歴にはならないなど、噂は多数聞きます。

これら噂は全て間違いで、直してても、修復してなくても、「骨格(フレーム)が損傷した経歴または形跡」がある車は全部、修復歴ありとなります。

では具体的に骨格とはどこの場所を示しているのでしょうか?後ほど説明する「カーセンサーの修復歴基準」をご覧下さい。

 

/

事故車とは

—-事故車参考画像—-

「事故車買取りします!」といった買取専門店が大きくコマーシャル宣伝しているので、事故車は事故して修理してない車とお考えではないでしょうか?

買取の専門店では事故したままの状態の車を事故車と呼びますが、中古車販売業界では事故車とは修復歴ありの車を示します。

それと大きな勘違いをしている人もいますが、1度でも事故を起こした車を事故車と言うわけではありません。

事故をして骨格が変形した車だけを事故車といいます。

修復歴を隠して販売する詐欺もあるので信用できるお店で買うのは修復歴車購入の鉄則です。

修復歴の事を事故歴とも言います。

  • 事故車、事故歴、修復歴は同じ
  • 買取業界は事故車の事を事故を直してない車を表す
  • 何回、事故をしても骨格が変形しなければ事故車とは言わない

 

 

/

カーセンサー修復歴の基準

—-日刊カーセンサー参考画像—-

上記カーセンサーの画像説明

  1. クロスメンバー  :フロントバンパー内側
  2. ルーフ      :ルーフパネル
  3. フロントピラー  :フロントガラス側面
  4. コアサポート   :ラジエーター上部
  5. インサイドパネル :フェンダー内側
  6. センターピラー  :ドアフレーム
  7. フロアパネル   :乗車スペース下側
  8. トランクフロア  :トランク内下側
  9. ダッシュパネル  :フロントガラス下側

上記の箇所が車の骨格(フレーム)となりますが、ここが事故などにより変形してしまうとカーセンサーでは「修復歴あり」と表示しています。

これは自動車公正取引協議会でも定められている修復歴の基準と同じなので、全国の中古車販売店に適用されると思って大丈夫でしょう。

難しいのが軽度の修復歴

骨格が変形してれば全て修復歴ありというわけではありません。

実は軽度の変形は修復歴にはならないのです。

例えば車体先端のクロスメンバーが100円玉程度の範囲内で変形してるようでしたらこれは修復歴にはなりません。

後ろから追突されてもトランクフロアのへこみが500円玉以下でしたら修復歴(事故歴)にはなりません。

  • 軽度な事故は修復歴にならない
  • 判断基準は100円や500円玉程度の変形

カーセンサーの中古車は修復具合が簡単正確にわかるようにカーセンサー認定といったシステムがあります。

そこに車両品質評価書があり、クリックすると詳細が載っているので、修復内容がわかります。

カーセンサーの修復歴Aとは?

車軸の中心線を結んだ範囲より内側が変形してると修復歴B、外側ですと修復歴Aと言った基準です。

—-修復歴AとB境界線—-

カーセンサーなどで販売されている修復歴車の多くは修復歴Aです。

修復歴Aは前後先端部分なので、しっかり修理してあればほとんど問題なく車を使用する事ができます。

ドア付近の修復はBになると思ってしまいますが、左右のボディはタイヤの内側より中を修理してるかどうかで判別します。

修復歴Bはかなりダメージの大きい事故になり、フレーム修正機で車体をまっすぐに伸ばしたり、ホイールアライメントで足回りの調整、修正をしていかなければ、車を使用する事ができません。

修復歴の度合い

  • 修復歴Aは軽度
  • 修復歴Bは中度~重度まで含まれる

修復歴Bはよほど車に詳しい人で修正具合を正確に判断できる人でない限り購入をおすすめする事はできません。

車両品質評価書に記載されている修復内容例

  • FインナーU   :インナーパネルヘコミ
  • トランクフロアW :トランク床修正
  • バックパネルU  :トランク後ろパネルヘコミ
  • コアサポートXX  :ラジエーター上の骨格交換
  • クロスメンバーXX :バンパー内骨格交換

—-アルファベットの意味—-

 

 

/

修復歴の見分け方【プロの査定】

買取店が事故歴査定するポイントがわかると中古車購入にも役立つでしょう。

骨格の部分でルーフパネルと、フロントピラー以外は内側部品になります。

内側部品が骨格になるという事ですが、外側の部品が変形しないと骨格が変形する事が無いと考えます。

例えば、先ほどのカーセンサー参考画像⑤のインサイドパネルを見て下さい。

この場所が損傷するにはサイドフェンダーが押されなければ不可能です。

整備士などがボンネット内部から工具を勢いよくぶつけて変形する事もありますが、そんな事は、ほとんどありません。

修復歴の基本概念は「外側から内側に行く力によるもの」です。

修復歴の見極めで大事な考え

  1. 修復歴になる車は内側部品の損傷である
  2. 外側が変形しなければ内側も変形しない。
  3. 査定の最初に外側部品の異常を探す

この考えからわかるように、まずは外側から塗装の状態や、ボンネットやバンパーの隙間を目視します。

ボンネット、フェンダー、ドアなどの隙間は左右対称なので、右フェンダーを見たら左フェンダーと比べます。

異常を感じたらボンネットやドアを開けて外側部品の取付ボルトを見ます。

取付ボルトを緩めた跡があると直している事が多いので、事故を疑います。

骨格部分のパネルとパネルの継ぎ目のシールを見る

例えば、インサイドパネルとクロスメンバーの連結部分ななどを見ますが、シール材の形状で判断するので、査定経験がないと見分けられません。

修復歴の軽度、重度の判断はプロでも難しいので、中古車を選んでいる時は、最初に販売員に聞くのが一番いいでしょう。

書面で修復箇所を細かく書いてもらうと、後からトラブルになるのを防げます。

車検証に修復歴が記載される

この情報は間違っています。

修復しても車検証には一切、記載されませんので、車検証では修復歴の判断は出来ません。

事故の影響でナンバープレートが曲がってしまう事もありますが、陸運支局で同じナンバーを発行できます。

その時でも車種証には事故に関わる事は記載されません。

メーター交換などで、走行距離が変更されると車検証に記載されますが、この情報と勘違いされている人が多いようです。

当然、名義変更も普通に出来るので、車を売る時もまったく問題ありません。

簡易的な修復歴判断方法

  • 取り付けボルトの塗装ハゲ、ズレを見る

 

 

/

交換や修理をしても事故車にならない所

外装部品は交換や修理をしても事故車にはなりません。と言いたいところですが、そうでもないです。

具体的に事故車にならない所

      • フロントバンパー
      • リヤバンパー
      • フロントフェンダー
      • フロントドア
      • リヤドア
      • バックドア
      • トランクフード

以上ですが、リヤフェンダーは修理なら事故車になりませんが、交換すると事故車になります。

前後のピラーとルーフパネルは外装部品ですが、修理や交換すると事故車扱いになります。

 

 

/

買ったはいいが修復歴車は売れる?

カーセンサーの一括査定などで、買取店に査定してもらうと、修復歴があるかどうか必ず点検します。

「買ったときは修復歴なしと言われてたのに、査定したら修復歴ありだった!」と聞いた事がありますが、実際にこういった例は全国各地で多数報告されてます。

中古車販売店は儲けたいので、グレーな部分は修復歴なしとして売りに出しています。

これを防ぐには第三機関が検査しているカーセンサー認定車を買うしかありません。

修復歴と知ってて買った人も知らずに買った人も売るときは高く売りたいと思うはずです。

しかし修復歴があると確実に減額されます。

減額の幅

  • 軽度の修復歴は無事故車の1割減
  • 中度の修復歴は無事故車の3割減
  • 重度の修復歴は無事故車の5割減

一般に販売されている中古車の多くは修復歴の軽度か中度の状態です。

重度な事故車は、直しても後々、様々な不具合が出てくる事から、直さずに廃車にするか、事故車買取業者が購入して、正常な部品だけを取り外して部品販売に使用されます。

以上の事から修復歴があっても、減額はされますが、売ることは可能です。

修復歴を高価買取してくれるお店をここで探せます。

【公式サイト】カーセンサー簡単ネット査定

 

 

/

事故歴ありの中古車を買うと何故クレームが多いのか

事故歴がある中古車を購入した人が購入後すぐに故障するケースが多々あります。

なぜ、よりによって購入後すぐに故障する中古車があるのかと言いますと、事故をきっかけに車を手放す人がいるからです。

もう少し詳しく説明します。

事故をおこして車を手放すと、買取したお店は事故を直して販売するか、そのままオークションなど、事故車現状で売ってしまいます。

いずれにしても修理しなければ車に乗ることは出来ませんので、修理しますが、修理直後にエンドユーザー(持ち主)はいません。

その為、事故の修理が終わると、修理した作業員が確認する事になります。

ここが重要ポイントです。

その車に一番詳しいのは、今までずっと乗ってきたエンドユーザーであり、作業員ではありません。

今まで乗ってきたからこそ、修理後に乗って異常があるとすぐに気が付きます。

事故車を修理してそのまま展示販売し、別の人が購入すると、今まで乗っていたエンドユーザーの確認が抜けてしまうのです。

エンドユーザーの確認なくして正確に直ったとは証明できません。

作業員が確認のため、数分、試乗した程度では事故後の不具合は見つける事はできません。

やはりエンドユーザーが通勤やレジャーなど普通に使用することで、不具合が出てくるのです。

事故車を購入しても保証は入れます。詳しくはこちらをご覧ください↓

カーセンサー保証内容を具体的に紹介【修理工場は対象外を間違えてる】

それでは事故歴ありの車が具体的にどんな故障があるのか次項で紹介します。

 

 

/

事故歴ありの中古車でよくある実際の故障

事故歴ありの中古車でよくある故障やクレームのTOP5を紹介します

 

走行中にハンドルが左右に振れる

前側の追突事故をおこした車によくある症状です。

原因はロア―アームのブッシュが切れている事が多いです。

それほど重症ではありません。

その他にホイールが変形してバランスが崩れていることもあります。

 

ブレーキを踏むと車体が振動する

急ブレーキを踏んだ事故を起こすとこういった故障が発生します。

ブレーキローターの変形が多く、ローターの交換もしくは研磨をすると直ります。

ショックアブソーバーがオイル漏れをおこしても振動しますが、ショックアブソーバーが故障すると常にフワフワして乗るのが怖いのが特徴です。

 

オーバーヒートする

オーバーヒートは前側の衝突事故がほとんどです。

主な原因は冷却水の「エア抜き不足、電動ファンの故障、ラジエーターの穴空き」です

 

ヒーターが効かない

これもオーバーヒート同様に冷却水のエア抜きが完全ではない証拠です。

前面の事故は必ずと言っていいほど冷却水が抜けてしまいます。

 

変な音がする

ゴーーと言った音はホイールベアリングです。

ギシギシした音は各アームのゴム変形でしょう。

ガチャガチャしたような音は部品を固定しているプレートなどが緩んでいるか、折れている可能性があります。

 

アドバイザー
これだけではありませんが、上記の項目は事故後にとても発生しやすい不具合となっています。

意外と簡単な修理で直ることが多いので、それほど事故歴を重く考えなくても大丈夫でしょう

 

 

 

/

修復歴ありでも安心な箇所

車を使用するにあたり、どこを重視するかによって修復歴車はとてもお買い得な車に変わります。

売る場合も修復歴があっても高く売れる時があります。

下記タイトルをクリックすると詳細がご覧いただけます。

買う時も売る時も安心の修復歴箇所5つ
1.トランクフロアの小歪みは絶対にお買い得
トランクフロアは室内と別室になっており、なおかつ足回りとは距離がある為、走行に支障はありません。電気部品もあまり使用していない後ろの修復はトラブルはほとんどありません。
2.クロスメンバー交換だけなら影響ゼロ
クロスメンバーは車両最先端で、骨格というよりバンパーと言ってもいいほど、外装部品です。クロスメンバーとインサイドパネルの両方を修理してあると大きな衝撃受けた可能性が考えられますが、クロスメンバーだけの修復でしたら、安心して購入しても良さそうです。
3.インサイドパネル前方の修復は問題なし
インサイドパネル前方が修復されて影響が出る所はヘッドライトだけです。ヘッドライトに異常がなければ、今後も乗り続けて大丈夫です。しかし、前方でも10cm以上の大きな範囲の修復でしたらエアコン、ラジエーターなどの点検も必要です。
4.フロアパネルのみの修復は掘り出し物
フロアパネルのみの修理とは、下からの突き上げしかありません。突き上げとは縁石に乗り上げたり、溝に落ちたりする損傷で、それほど衝撃を受けてません。よくあるのが、ロアアームなど足回りもダメージがある場合は足回りの交換調整が必要になりますが、乗っていて不具合が出ることはありません。
5.コアサポートはラジエーターが無事なら大丈夫
ラジエーターはコアサポートはに固定されています。ラジエーターを交換してなければ、それより内側に損傷がないと言うことです。
買う時も売る時も危険な修復歴箇所5つ
1.フロントピラーは厄介な場所
フロントピラーは以外と車体の内部に入っています。しかもピラーは骨格の1部であってかなり硬いです。ヘコミなどでも硬いので直すのは大変で、修理は切断、交換になります。当然フロントガラスも外すので、しっかり直っていないと、雨漏れや風切り音などが発生して、直らない場合もあります。
2.ルーフパネルの交換は大掛かり
見ればわかるように、ルーフパネルに繋ぎ目は見当たりません。交換する時は切断します。前後のガラスを外し、室内の内張りも多く外すため、直し方が悪いと異音、雨漏れ、色褪せなど、余計に費用がかかります。
3.センターピラーの修復は広範囲
フロントピラー同様、切断して直しますが、ここを修理した車は歪んでいますので、軋み音やドアのズレなど様々な不具合が発生する可能性があります。
4.インサイドパネルの奥は足回り
インサイドパネルは足回りの支点となる骨格です。前側でしたら軽い修復ですが、奥(室内やエンジン側)まで修理していると足回り(アームやショック)などもズレます。どんなに正確に直しても正常にはならないでしょう。4輪アライメント調整で正常値に近づけるのが、精一杯です。
5.ダッシュパネル修理は大事故車
ダッシュパネルの位置を見てもらえばわかると思いますが、ここを修理するにはインサイドパネル奥とフロントピラーも損傷しているはずです。ダッシュパネルの修復歴はかなり危険です。

 

 

/

まとめ【修復歴を買っていい場合】

このエントリーをはてなブックマークに追加

修復ポイントをしっかり押さえておけば、修復歴を安く買っても大丈夫な事がわかったと思います。

以下に該当すれば修復歴ありを買っても大丈夫でしょう。

  • とにかく安く買いたい人
  • 自動車保険に加入してる人
  • 修復歴を販売する営業マンが信用できる
  • 修復歴でも大丈夫な理由に当てはまる車

以下に該当している場合は修復歴ありを買ってはいけません。

  • 買うと危険な修復箇所に当てはまる車
  • 自動車保険に入ってない人
  • カーセンサー認定のついてない車
  • 売っている店に整備工場が無い
  • 修復箇所を書面で教えてくれない
  • 保証をつけてくれない

 

以上が買っていい場合とダメな場合です。

事故以外の故障でも代車やレンタカーが無料で借りることが出来る自動車保険があるので、普通の車より故障リスクの高い修復歴車は自動車保険に入った方がいいでしょう。

そして一番大事なのが保証です。

事故歴の車を買うのなら、最低でも3ヶ月の保証はつけてもらいましょう。

その3ヶ月間は試用期間だと思って、多く乗ってください。

出来れば買ったお店以外の第三者の立場の人に修復歴の具合など見てもらえると安心です。

ここで欲しい車の相場表を見る事ができます。参考にどうぞ

【公式サイト】カーセンサー中古車相場表

/

事故車でも高く売れる

事故歴ありの車は安く買えます。

買うのが安いので、当然、売るのも安いと思ってしまいますよね。

実はそうでもないのです。

特に修復歴のある車は買った時より高く売れる場合もあるのです。

事故歴購入者
それは驚きです!!

単純に買取店が見落とす場合もありますが、事故歴の基準は人やお店によってかなり変わります。

例えば「骨格の100円玉程度の変形は修復歴と見ない」とお伝えしましたが、ここがグレーゾーンで、販売店はクレームを恐れて修復歴ありにしてても、買取店がみると修復歴に値しないといった事がとても多いです。

こういった車は買取金額が大きく上がり、買ったばかりでしたら、買った金額より高くなることがあります。

とにかく比較しなければ買取店の言いなりです。ネットで比較できるカーセンサー一括査定は便利で簡単です。

一括査定で複数社で見積もると10万以上得する事があります!

【公式サイト】カーセンサー一括査定サイトで過去最高額を叩き出す

 

比較が面倒な人は買取店が参加しているカービュー一括査定に出品するのもいいでしょう。

無料の新感覚の車の売却方法、売れるまでお金がかかりません。