タントのバッテリー上がり対処法【要注意!バッテリー交換すると大損害】

オルタネーターからバッテリーに充電する

タントのバッテリーの寿命はどのくらいだと思いますか?

普通に使用していれば4年か4万km位は無交換、無充電でいけます。

電気を多く使う乗り方をしても3年位はもつでしょう。

夜に車を乗ることが多かったり(ライト使用多い)、エアコンの風量を大きくしたりするとバッテリーの消耗は早くなります。

そのなかでもエアコンの風量はバッテリーの減りを加速させます。

いつも風量最大で使っていると、車の充電(オルタネーター)が追い付きません。

充電量より、放電量が多いとすぐにバッテリーが上がってします。

しかしタントは電気をそれほど使用する乗り方でなくてもバッテリー上がりをおこすことが、多々あります。

あなたは何度もバッテリーを新品に交換したことありますか?

バッテリーの値段は決して安くありません。

オートバックスやガソリンスタンドで何回もバッテリーを交換してませんか?

なければ良いのですが、タントはバッテリーがダメで上がっていたわけではないのです。

タントL350Sのバッテリー上がりに関しては注意することがあります。

意外な所に原因があるので、バッテリーの交換や修理工場に持っていくのはこのページを見てからにして下さい。

ではタントのバッテリーが何度も上がってしまう場合の原因と対処法を画像付きでお伝えします。

原因不明のバッテリー上がりが解決できて、余分な出費と手間がなくなるといいですね。



バッテリーを交換しても上がってしまうタントは充電されていなかった

タントのバッテリーを充電するには、エンジンの動力でファンベルトを通してオルタネーターという発電機を回して発電してバッテリーに電気を送っているのです。

オルタネーターで発電された電気をバッテリーに流して充電されます。

ここまで言うとオルタネーターを交換すれば直ると思ってしまいますよね?

違うんです。

実は、このタントはオルタネーターを回してなかったんです。

なぜ回してないのかと言うと、ファンベルトがゆるゆる過ぎて滑って空回りしてました!

じゃあベルトの張りを調整すればいいの?と思いますよね?

そうです。

しっかりベルト調整が出来ていればオルタネーターが回転し、充電されるはずです。

ではファンベルトを調整してみましょう。

作業に入ろうと、エンジンルームに頭を入れてオルタネーター付近を見るとありえない事がおきていました!

 

タントのオルタネーターのステーが折れてる!?

タントのベルト調整はオルタネーターの上部を左右に動かしてベルトの張りを調整するタイプですが、上部のステーが折れてオルタネーターがグラグラしてました!

そのため、ベルトもユルユルでオルタネーターを回転させられないので、バッテリーが充電出来ていなかったんです。

これでは何回バッテリーを変えても上がってしまうわけですね。

自動車のバッテリーはオルタネーターが正常に作動していないと距離で言うと40km位しか走行できません。

時間ですと1時間位でバッテリーは完全に空になります。

今回のタントはオルタネーターがまったく回転していないわけではなく、滑りながらゆっくり回転していたので、通常の半分くらいは充電されていたのです。

ですので、通常4年位の寿命のバッテリーだと2年でダメになり、エアコンなど頻繁に使用する車ですと1年半でダメになってしまいます。

あなたのタントは車検のたびにバッテリーを交換してませんか?

もしかするとオルタネーターのステーが折れているのかも知れません。

でも、そんな大事な所が折れているのに、異音や、振動など体感できる事はないのでしょうか?

その点についてもお伝えします。

 

バッテリーが上がる前にべルト鳴きなどオルタネーターの異音は必ずある

オルタネーターのステーが折れてベルトの張りが緩くなっていると、雨が降ったときや、朝の冷えている時間帯でベルトのゴムが馴染んでいない時にキュルキュルといったファンベルトのベルト鳴きがあるはずです。

その他にもオルタネーターがしっかり固定されていませんので、発進時や、バックにギヤを入れたときなど、ガラガラやゴトゴトといった異音がすることもあるでしょう。

その他にもバッテリーの充電量が少なくなっているので、ヘッドライトが以前より暗かったり、チカチカするといった症状もあります。

エンジン回転数を上げるとヘッドライトが明るくなることもあります。

あとは始動時にメーター内のランプがパチパチするなどの症状もありますが、音以外の判断は経験豊富な整備士でなければ難しいですね。

以上のような異音や症状がタントにあらわれましたらオルタネーターを見てみましょう。

しかしオルタネーターのステーはなぜ折れたのでしょうか?

なにか怪しいです。

もしや車側の欠陥!?

折れた理由を見てみましょう。

 

 

タントのオルタネーターのステーはリコール?

私の経験上、オルタネーターを止めているボルトが折れることは何度もありました。

アトレーという車のオルタネーター下側のボルトは欠陥で、本当によく折れました。

ダイハツの対策部品が出て、強度を高めたボルトが支給され、解決しました。

純正のステーと対策品のステー

今回はステーです。

ちょっと力を加えたからと言って折れる部品では無いはず。

ベルトを調整したり交換する時の作業ミスで折れるとは考えられません。

作業ミスで折れるとしたら、かなり大きな力が必要です。

ダイハツのサイトで調べた結果、

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リコールに該当してませんでした。

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しかし、保証の延長がされていました!

なんと保証期間は無期限。

この部品に関しては壊れたらいつでも無料で修理してくれるのです。

リコールは壊れていなくても修理してくれますが、保証修理なので、故障しなければ対応してくれません。

でも無料には違いはありません。

修理してしまった人いますか?

有料修理代ですと1万円位かかりますよ!

大損害です。

みなさんが、このページで無期限保証に気がついて無料で修理する事が出来れば、私もうれしいです。

それにしてもダイハツ車のオルタネーター系の故障が多いですね。

エンジンオイル注入口の下にオルタネーターがついているミラなどはオイルが付着して故障しやすいです。

こちらもリコールや改善対策されているようなので、修理する前に調べた方がいいですね。

それではタントのオルタネーターのステーが折れていないか見てみましょう。

画像付きで説明いたします。

 

タントのオルタネーターはどこ?

オルタネーターが原因でバッテリーが上がるのはよく聞きますが、ステーが原因で上がるのは初めて聞きました。

バッテリーが上がって1番困るのが、「エンジンがかからない!」ですよね。

エンジンさえかかれば、オートバックスのようなカー用品店やエネオスなどのガソリンスタンドに行けるので、何とかなるでしょう。

かからない時はレッカーを呼ぶしかありません。

ブースターを繋げてもかかりますが、オルタネーターが充電してないので、数秒でエンジンが止まってしまいます。

最悪の事態になりますので、タントに乗られている人は1度、オルタネーターを見てみましょう。

 

ボンネットを開けてエンジンルームを見る

タントのダイナモが付いている場所
タントのバッテリーは向かって右(助手席)側。

オルタネーターは向かって左(運転席)側。

左のフロントガラス下にオルタネーターが見えます。

ベルトがついているのが目印です。

上下に1本ずつボルトで固定されていますが、上側のボルトはステーについています。

そのステーが問題の部品です。

ダイナモの上と下

あなたのタントはどうですか?折れてますか?それとも折れる一歩手前で曲がっている状態ですか?

折れていたり、曲がっていれば保証修理です。

ダイハツのディーラーで無料で直してもらいましょう。

 

 

オルタネーターのステー交換方法

一般の人は交換方法を見る必要はありませんが、気になる人はどんな感じか見てください。

その他にもオルタネーターをリビルトに交換するのにも役立ちます。

ディーラーでなくても認証工場でしたら、ダイハツに工賃を請求できますので、是非、作業してみてください。

それでは説明いたします。

バッテリーの配置
オルタネーターは常にバッテリー電圧がきてますので、金属製の工具が触れると感電します。

とても危険なので、最初にバッテリーのマイナス端子をはずして下さい。(上図の水色)

 

タントのオルタネーターの上のボルト12mmを外します。

次にオルタネーター下側の14mmのボルトを緩めます。

そうしますと下側のボルトを支点にしてオルタネーターが動きます。

エンジン側に押すとベルトが緩みますので、ファンベルトを外して下さい。

そうしましたらオルタネーター下側のボルトを完全に外してオルタネーターをエンジンから切り離し、作業の邪魔にならない所によけておきましょう。

タントのダイナモのステー

オルタネーターをリビルトや中古に交換する場合は、オルタネーター裏に10mmのナットで太い線が止まってますので、外します。

もう1つ、カプラ―も外します。

これでオルタネーターを交換することができますが、オルタネーター裏の10mmのネジはバッテリーを外してからでないと、感電します。

タントのダイナモの説明

作業前に必ず、バッテリーのマイナス端子を外してから作業しましょう。

話を戻します。

オルタネーターをよけ、上側のステーのボルト1本外せば簡単に取れます。

あとは対策部品のオルタネーターステーを取り付け、外した部品を逆の手順で組み付けすれば完成です。

対策部品は今まで付いていたステーの2倍位の太さでした。

最初のステーの強度が明らかに足りないと思えるほどの大きさの違いにビックリです。

以上がタントのバッテリー上がりの対処としてオルタネーターのステーの交換方法でした。

実際によくある事の1つに、走行中に止まってしまう事があります。

走行中に止まってしまうととても焦ってしまいますよね。

次は走行中にトラブルがおきても安心な方法をお伝えします。

 

走行中のエンストは自動車保険を利用する

走行中に止まってしまいましたら、安全な場所に停車してレッカーを呼ぶしかありません。

JAFに加入されていましたらJAFに電話をして下さい。

JAFに加入していなければ、任意保険会社に連絡して下さい。

あいおい、三井、損保ジャパン、富士火災など、意外と無料レッカーサービスの契約している場合があります。

自動車保険は事故だけで使うのはもったいないですよ。

等級も保険料も変わらなくて、無料でレッカーが使えますからね。

その他にバッテリー上がりやインロック、ガス欠なんかでも無料で来てくれます。

しかも代車やレンタカーを無料で用意してくれる保険会社もあるので、驚きです。

まずは自動車保険会社に連絡するのが、1番良い選択かもしれませんね。

せっかく保険料を支払っているのでしたら、保証はしっかり受けましょう。

自動車保険会社が発行している証券番号などが載っているカードサイズの用紙をサンバイザーに付けておくのがおすすめです。

フリーコールの電話番号も書いてありますので、車にトラブルがあった時に助かります。

本当にバッテリーの寿命で上がってしまった場合は、ご自分で交換するのも節約できていいでしょう。

次はバッテリーの適合やサイズの見方をお伝えします。

 

 

タントにつけるバッテリーの適合やサイズの注意点

今ついているバッテリーのサイズと同じ物で交換すればいいと思いますか?

答えはNO!

いつかどこかで誰かが低価格で低品質なバッテリーを着けた可能性があります。

例えば弟に車を貸した時にライトのつけっぱなしでバッテリーを上げてしまい、こっそり安いバッテリーに交換したり、ガソリンスタンドで値段の安いバッテリーを買ったら推奨バッテリーより大幅に弱い物だったり。

気が付かない内に適合不可のバッテリーを着けているかもしれません。

そんなバッテリーはすぐにダメになってしまいます。

そのバッテリーと同じ物に交換してしまったらどうなりますか?

推奨バッテリーでないと、寿命が短いだけでなく、車のステレオやエアコンなどの電装品の作動やエンジンの調子まで悪くなる場合もあります。

バッテリーを交換するときは現在装着されているバッテリーの容量ではなく、バッテリーサイトで車種別の適合品を調べて、ご自分の車にマッチしたバッテリーを購入しましょう。

 

タントの適合バッテリー

今回のタントはL350Sです。

グレードによっても適合バッテリーが変わりますので、GSユアサのページで適合を確認して下さい。

今回のタントの適合バッテリーは40B19Lです。

【40B19L】

最初の数字の40は容量を示しています。

38や44や50や60など色々ありますが、40より多ければ問題ないでしょう。

しかし、多いからと言っていい事ばかりではありません。

アイドリングストップ機能が付いている車はバッテリー容量が変わるとアイドリングストップが作動しなくなる事があります。

例えばBMWミニなど。

コンピューターを使って初期化すれば正常に作動するようになりますが、ディーラーに持ち込む必要があるので、面倒です。

車の性能の為にもピッタリの容量をつけましょう。

次に40B19Lの中央の「B」の説明です。

このアルファベットは、ほとんどが、「B」か「D」になります。

違いは幅と高さです。

B:幅129mm 高さ203mm

D:幅173mm 高さ204mm

他にもバッテリーのプラス「+」端子やマイナス「-」端子の大きさが違います。

※バッテリー上部に突出している銀色の円柱を端子という

「B」は小さく、「D」は大きいです。

ここのアルファベットが違うと絶対に車につきません。

購入する時は気を付けて下さい。

 

次は40B19Lの「19」の部分の説明です。

これはバッテリーの長さです。

19cmという事です。

少し位大きくても付いてしまいますが、熱を逃がすのには隙間も必要です。

なるべく同じ長さを取り付けましょう。

 

最後に40B19Lの「L」の部分の説明です。

バッテリーのプラスとマイナスの位置を示しています。

バッテリーは四角で、四隅のどこかに端子がつきます。

「L」と「R」の2種類しかありません。

L:左上がプラス、右上がマイナス

R:左上がマイナス、右上がプラス

バッテリー端子のRとL

以上ですが、バッテリーが寿命で上がったならバッテリーの交換だけでいいですが、オルタネーターが故障して充電していなかったり、ステレオが故障して漏電していたり、など、他に原因がある場合、そちらを直さなければ、いくつバッテリーを換えても解決しません。

オートバックスなどでバッテリーを交換するなら、充電と漏電の点検も合わせてお願いしましょう。

タントおすすめバッテリー

個人的にはGSユアサの40B19Lか44B19Lかパナソニックのカオスおよびサークラがいいと思ってます。

44Bや60Bは少し高額になりますが、その分寿命も長いです。

普通に乗るのでしたら、40B19Lで十分でしょう。

 

 

バッテリー価格及び交換料金

バッテリーの値段と性能は比例すると言われていますが、私もやっぱり同じ考えです。

安いと寿命が短いという経験があります。

しかし、同じメーカーで同じ型のバッテリーでしたら、安い方がいいです。

時々訳ありで同じバッテリーが安くなっている時があります。

どんな理由でも新品以外はおすすめしません。未開封でもです!

バッテリータイプ 金額 特徴
1位
GSユアサ

ベーシック

40B19L

 

3115円~

 

 

国内シェアNo.1

 

おすすめ度  
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2位


GSユアサ

エコR

44B19L

 

7620円~

 

エコカーの多くに採用
おすすめ度  
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3位


パナソニック

カオス

60B19L

 

5000円~

 

業界最高水準の大容量
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4位


パナソニック

サークラ

40B19L

 

4300円~

 

短距離・短時間でも充分に充電ができるよう「高速充電性能(充電受入性)」を向上
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交換工賃 平均1000円前後

 

Panasonic 評価4.5点
 

軽・コンパクトカーは車両の高性能化に伴い、より多くの電気を必要としています。

【大容量】

容量比較グラフ

カーバッテリーに蓄積される電気の容量をアップ。

初めから容量が大きいため、「チョイ乗り」でも安心です

 

 

バッテリーの交換方法や注意点【リセット、設定】

バッテリーを交換するとリセットされる箇所があります。

主な箇所ですと、時計、ステレオ、ナビ、テレビ、パワーウインドウ、アイドリング回転数です。

バッテリー交換後は上記を設定します。

車内には自動車故障診断システムを接続出来るOBDⅡという接続端子がありますので、そちらにバックアップ機械を繋げればリセットされません。

しかし、整備工場でなければあまり持っている人はいないと思いますので、交換方法と設定方法をご説明します。

 

①まず最初にバッテリーのマイナス端子を外します。

バッテリー上部に+や-のマークがあるので確認して下さい。

見えなければ、赤いカバーが付いている方がプラスで、むき出しの方がマイナスと思ってください。

10mmのスパナやメガネレンチ、ソケットなどを利用してマイナス端子を固定しているナットを緩めます。

緩め、端子に付いているケーブルを左右にグリグリ動かすと外れやすいです。

完全に切り離して下さい。

注意点①: マイナス端子を工具を使用して外している時にその工具をプラス端子に当てないように気を付ける。マイナスとプラスが同時に当たると激しく火花を飛ばしショートする。

注意点②: プラス端子から外さない事。車のボディの金属部分はバッテリーのマイナスと繋がってるので、ボディはマイナスと考える。プラス端子を外してる時に工具がボディに当たると激しく火花を飛ばしショートする。

注意点③: 作業中勝手にインロックされる恐れがあるので、カギは車外に出しておく。

 

②プラス端子をマイナス端子と同じように外す。

注意点: プラスとマイナスを工具で同時に触れない事。触れると激しく火花を飛ばしショートする。

 

③バッテリーを上から押さえる形になっているステーを外し、バッテリーを車体から外します。

注意点①: ステーは金属なので、バッテリーのプラスとマイナスをショートさせないようにする。

注意点②: バッテリーは横にすると液がもれるので、傾けすぎないようにする。

 

④新しいバッテリーをスペースに入れます。

注意点: 重いので、足などに落とさないようにしっかり持つこと。

 

⑤ステーで固定します。

注意点: ナットを締め付け過ぎるとバッテリーが変形してしまうので、軽く手で揺すっても揺れない程度で固定する。

 

⑥プラス端子を取り付ける。手で揺すっても動かない事を確認しましょう。

注意点: ハンマー等で軽く叩いて、しっかり奥まで押し込む。マイナスも同じ。

 

⑦マイナス端子を取り付ける。

注意点: 端子をしっかり固定しないと接触不良により充電不良をおこす。端子が溶ける。

 

以上で交換は終わりです。

1度広告を挟んで、次はリセットされた箇所の設定をします。

 

 

それでは続けて説明します。

ステレオの時計をセットしますが、ステレオは種類が豊富なので、取扱い説明書を確認して下さい。

ラジオの周波数もリセットされますので、設定が必要になります。

ナビやテレビは最近のタイプでしたらバッテリーを交換しても記憶されていますので、再設定の必要はありません。

しかし、パナソニック製品のストラーダの一部の機種にリコールが出ており、バッテリーを切り離し、電源を完全に落としてしまうと故障すると言った不具合が出ています。

リコールなので、無料で修理してくれますが、車からの取り外しや取りつけ費用5000円位はかかってしまいます。

しかも、直ってくる間は何もついていないので、ラジオすら聞けません。

次はパワーウインドウの挟み込み防止設定です。

これはオート(自動)で開閉出来る運転席だけセットします。

スイッチ1つ1回押すだけで、窓が完全に閉まるのは楽ですが、頭や首が挟まると大怪我になります。

その挟み込みを判断し、パワーウインドウを自動で下げる機能を復活させます。

「復活する」とは具体的に窓ガラスを完全に閉めた状態の位置を記憶させて、その位置は「何かが挟まって止まってるわけではなく、完全に閉まってるだけですよ!」と教える作業をするだけです。

そうしなければ、一番上にガラス上がって止まってるのに、車側が「人が挟まった!!!」って判断して勝手にガラスを下げて開けてしまいます。

セットしなければ、挟み込みの初期設定が行われないので安全上オート機能が作動しないだけなので、危険ではないのですが、とても不便です。

例えば、駐車券を取って走り出す時に正常でしたら、パワーウインドウのスイッチをちょっと上げるだけで自動で全閉しますが、セットしてないと、ガラスが閉まるまでずっと指でスイッチを押し上げていなければなりません。

ではパワーウインドウの設定です。

①運転席のパワーウインドウスイッチを下に押し続け、ガラスを全開にします。

②今度はスイッチを上に押し上げ続けて、ガラスが閉まるまで指を離さないようにします。

ガラスが閉まっても2秒間はスイッチを押し上げ続けて下さい。

注意点: ウインドウスイッチを上げ下げする時は「カチ」という感覚と音がするまで押したり引いたりする。

以上でパワーウインドウの設定は完成です。

 

最後にアイドリングの設定です。

①エンジンキーをONにして10秒待つ

②エンジンをかける(1回目はエンストする事もある、エンストした場合はもう1度かける)

③5分程度走行する

以上ですが、バッテリー交換後は普通に走行すれば学習していきますので、エンジンの設定をする必要はありません。



タントのバッテリー上りの対処法まとめ

今回はオルタネーターのステーが折れて発電できていないためにバッテリーが上がってしまいました。

オルタネーター本体が故障してバッテリーが上がった場合、メーター内にバッテリーランプ(バッテリーマーク)の警告灯が点灯します。

このバッテリーランプが点灯するとバッテリーがすぐに上がってしまいますので、大至急安全な場所に停車してレッカーを呼ぶようにしましょう。

メーターの警告灯は見る人が少ないですが、安全の為に、時々見る癖をつけるといいですよ。

最後に便利で面白いバッテリーに関連したグッズを調べました。

気になる方は下↓も見て下さい。

>>これがあればリセットされません。バッテリーバックアップ

>>なんかいい感じの面白グッズ。車内でバッテリーチェック、デジタル電圧計

>>自動車バッテリー充電器。意外と安いです。充電した方が安上がり?

 

 


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