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何日も日数を要する車検の内容はどういったものか
忙しい人にとって最短1時間以内で終わるコバック車検などの立ち合い車検はとても助かります。
1時間以内ではおさまらなくても、1日以内で完成する車検は楽天車検で探すとたくさん存在します。
しかし、普通の整備工場は1日では終わらず、何日も要する車検が当たり前だという声が多いです。
ではなぜ、コバックや、オートバックス車検などの車検専門店は1日、もしくは50分程度で出来てしまうのでしょうか?
整備工場が車検整備に数日かかってしまう理由は第一に全車両の部品のストックがあるわけではないので、車検整備中に交換しなければいけない部品が発生した場合、その日中に入荷すればよいのですが、翌日に繰り越す部品の方が圧倒的に多いからです。
注文する時間にもよりますが、午前中に車両を分解して、早急にお客様と連絡をとり、交換の必要性を説明し、納得いただいたら、金額を伝える。
そして交換の了承を得て、お昼までに部品注文にたどり着ければ、早ければその日の夕方には部品が入荷しますが、通常だと翌日の午前中になってしまいます。
車検時間&予約時期のポイント- 整備士は車検日の午前中にいかに無駄なく、作業に入れるかが鍵
- 車検は1か月前から受けられる
以上のポイントから1ヶ月前位から予約の準備をし、車検当日午前中の早い時間に持込むのがベストです。
それではディーラーやオートバックス車検などの特徴、日数、時間、整備内容や一般の方の車検に関する心の声についてご紹介いたします。
ディーラーやオートバックスの車検完成時間
車検平均日数
整備工場の種類 | 時間 |
ディーラー車検(トヨタ、ホンダなど) | 2日 |
一般整備工場(モータースなど) | 3日 |
カー用品店(オートバックス、イエローハットなど) | 半日 |
立ち合い車検(コバック、ホリデー、速太郎) | 1時間 |
ガソリンスタンド(エネオス、出光) | 半日 |
上記の時間でお気づきかもしれませんが、時間がかかる整備工場ほど、整備費用が高くなっています。
何も交換する所が無い車両だと車検は最短40分程度で完了することも可能です。
それは複数の整備士が協力して1台の車を整備するというコバック車検のやり方ですが、1人が1台の車を落ち着いてゆっくり整備する場合でも、特別、変わった整備を必要としなければ1時間30分程度で終わります。
逆に車検の時間が長くなり、何日もかかる理由は整備時間ではなく、部品待ち時間が長くなってるのです。
部品入荷に3時間待ち、整備は30分という作業はとても多い
長く車検で車をあずけても、念入りに整備されているのではなく、部品待ちの為に放置され、日数を要する車検になっている事になります。
預かりの時間が長い分、駐車場などの費用もかかり、結果、車検工賃を上げなければならなくなるのです。
オートバックス、エネオス、ホリデー、コバックのような店で事前見積もりをして、あらかじめ部品を調達し、後日に入庫させ、早くに車検を終わらせて代車での生活ではなく、自分の車で過ごした方が楽ですし、費用も安く済みます。
- オートバックス車検の日数について詳細はこちら
- エネオス車検の日数や時間の詳細はこちら
- コバック車検の日数の詳細はこちら
車検は何日が妥当か?部品交換にかかる時間
車検の検査項目は多くありますが、検査になれた人間がやれば、15分程度で、車両のほとんどの箇所が点検できてしまいます。
通常の車検では何日も日数が必要にはならない
しかも最初に走行距離と年式を聞いておけば、発生する部品も予測がつくため、一般消耗品は用意しておくことも可能で、整備工場では消耗品はトヨタなどのメーカーから支給されるものではなく、独自の仕入れルートがある部品課から部品を買う為、消耗品程度だと返品もできてしまうのです。
※自動車の消耗品とは、ブレーキパッド、ベルト、スパークプラグ、オイル、電球、オイルフィルター、エアーフィルター、ゴムブーツなどで、決まった時期や走行距離で交換を決められている部品。
そうなると部品が発生しても比較的早く車検が完了することになりますが、通常の整備工場では効率の良い作業目標を掲げているため、1台に1人がつきっきりで作業することはまず、無いでしょう。
※オートバックスがいい例だが、空いているリフトを上手に交互に使い分けて流れるような作業をしている。
まずは交換しなければならない部品を調べ上げ、注文してから別の車両を分解点検を始めるパターンが定石です。
そこで交換頻度が高い部品の交換時間をお伝えするので、参考にして下さい。
車検の最短時間は1時間45分
消耗品一覧
- ブレーキパッド交換 10~20分
- ファンベルトなど全数 20分~30分
- エンジンオイル交換 10分0
- 冷却水交換 20分
- ブレーキオイル交換 10分
- エアーフィルター交換 1分
- エアコンフィルター交換 3分
- ドラム式ブレーキシュー交換 40分
- スパークプラグ交換 10分
- ブレーキランプ球交換 10分
- ワイパーゴム交換 2分
- ドライブシャフトブーツ分解タイプ 15分
- タイロッドエンドブーツ 10分
- タイミングベルト 2時間
- ロアアームボールジョイントブーツ 30分
この時間は車検の基本整備にプラスした時間である為、当然、車をピットでリフトアップし、タイヤも全て外れて整備準備が整っている状態から、各部品の交換時間を出してあります。
頻繁に発生する交換部品はブレーキパッド、ファンベルト、エンジンオイル、ブレーキオイル、ワイパーゴムです。
それらの上記時間に車検の最短時間40分を足せば全部の車検完成まで1時間32分という事になりますが、あくまで、1つ1つの交換時間であって、移動などの整備以外の時間は一切含まれてません。
実際は1時間45分位で完成する
このデータでもわかると思いますが、特殊な自動車修理でなければ、車検の日数は1日もかからないはずです。
1人で2~3台を掛け持ちは当たり前で、1台を分解して部品を注文している間に他の車両の整備をするといった具合で、部品の入荷がなくても1人の人間は常に稼働できるような体制になっています。
その為、1人で複数の車両を見るために、最初に整備している車両の完成にも影響がでて、遅れる事は間違いないでしょう。
しかし、1人でリフトを2台位、占領できるような工場は効率がよいので、整備工場では当たり前になっています。
車検のコバックでも、オートバックス車検でもリフトはほとんど、フルに使用しています。
車検に出す前はやっぱり口コミを見たくなりますよね?
車検業者の特徴【ディーラー,オートバックスなど】
ディーラーの車検【トヨタ】 | |||
特徴
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スピード | 料金 | 整備内容 | 気軽さ |
△ | ✖ | ◎ | △ |
トヨタの車検を見てみる |
ディーラーの車検【ニッサン】 | |||
説明
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スピード | 料金 | 整備内容 | 気軽さ |
✖ | ✖ | ○ | △ |
ニッサンの車検を見てみる |
ディーラーの車検【ホンダ】 | |||
説明
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スピード | 料金 | 整備内容 | 気軽さ |
✖ | △ | ◎ | 〇 |
ホンダの車検を見てみる |
立ち合い車検【ホリデー車検】 | |||
説明
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スピード | 料金 | 整備内容 | 気軽さ |
◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
カー用品店の車検【オートバックス】 | |||
説明
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スピード | 料金 | 整備内容 | 気軽さ |
〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
オートバックス車検の詳細を見てみる |
ガソリンスタンドの車検【エネオス】 | |||
説明
|
|||
スピード | 料金 | 整備内容 | 気軽さ |
〇 | ◎ | △ | 〇 |
エネオス車検の詳細を見てみる |
中古車販売店の車検【一般整備工場】 | |||
説明
※お店ごとに「スピード、料金、整備内容、気軽さ」は全て違います。それぞれのお店でご確認下さい。 |
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スピード | 料金 | 整備内容 | 気軽さ |
? | ? | ? | ✖ |
【楽天Car車検】ならぴったりの車検が見つかる! |
多くの人は早い車検を求めてない!日数がかかっても信頼できる工場がいい
車検専門店では料金とスピードを武器に宣伝している所が非常に多いですね。
しかし、自動車整備振興会のアンケートを見てみると、整備工場を選ぶ理由でもっとも多いのが、信頼できる工場となっているのをご存知でしょうか?
そのため、ディーラーが一番なのですが、購入した店だから車検も頼むという回答が2番目に多かったです。
車検をディーラーや購入店を選ぶのは安心できるから
確かにスピードを上げれば利益増加にもつながりますが、信頼には結びつかないので、スピードを宣伝するだけではダメなようです。
車検にかかる日数は何日でもよく、信頼を得るにはゆっくりでもいいから、不透明な金額はなくし、分かりやすく、かみ砕いた整備説明が大事ということですね。
すべてオープンで不透明感が少なく、さらにスピードが加わわったオートバックス車検は最強かもしれません
本当は安い車検を望んでいるが信頼を理由に諦めていないか
信頼できる店を求めているが、車検代が高額でもよいと言ってる人はいません。
信頼とは、その店とユーザーと過去の実績
その店とユーザーが何度か整備や販売、手続き、もしくは事故対応などを通して問題なくユーザーの要望に応える事が出来れば実績となり、信頼に発展します。
1度信頼関係が出来ると他の店に行くことがその店にとって失礼にあたると考えて他を見ようとしなくなってしまう
その行いに加え、現状維持が好きな人がとても多い為、信頼しているからという理由で他店の安い所を完全に頭から除外し、考えをさらに現状維持で固めてしまいます。
しかし、それではいつまでたっても「適正な価格競争に沿っている」車検には辿りつけず、ディーラーなどのブランドの高額請求で我慢しなければなりません。
自分の車の車検満了日を把握し、日数に余裕をもち、今、流行りの楽天車検などで安い車検をネットで調べるのもいいと思います。
車を手放す理由の第1位は車検だった
自動車維持するのに最も抵抗のある事が「車検」という結果がでました。
厳密に調査すると高齢化社会なので、高齢者や体の問題で仕方なく手放すという理由が一番多いのですが、体や体力に問題なくても手放す理由では車検費用の負担が大きいとなってます。
日々、消費しているガソリンではなく、車検の費用が車を所有する事を辞めてしまうようです。
なのになぜ、「知っている所=信頼」「知らない所=拒否」と決めつけて知らない所の安い車検を選ばないようにしてしまうのでしょうか?
ネットに住所も電話番号も名前も載せてユーザーの不安を払拭したオープンな店で、車検の基本料金も出て、見積もり無料で、納得してから依頼してもいいという、至れり尽くせりのお店を選ばないなんてもったいないです。
実際、車検は消耗品の交換だけだったら何日もかからず1日で終わります。
1日で終わる車検ですが、部品の待ち時間があるので、実質、1時間30分の車検整備に高額の費用を払う必要はありません。
信頼しているからという理由で高額な車検店に出し、車検費用が高いからと言って車を手放すのは極端ではないでしょうか?
1度、車を手放すと、次に購入するのはとても大変で、実際には2度と車を所有しない人の比率が多いのが現状
もう維持する自信がなくなり、購入までいけなくなってしまうようです。
とても便利な車ですが、車離れが加速しています。
便利な車を無くさないためにも車検の費用が安いお店で車検を受けるべきだと思います。
それでも車検をやめるか悩んでいるのでしたら、1度、買取査定で金額を調べてもらうのもいいかもしれません。