タントのバッテリー上がりの症状が寿命前に出ればリコール?

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オルタネーターからバッテリーに充電する

タントのバッテリーの寿命はどのくらいだと思いますか?

普通の車は4年か4万km位は交換せずに乗ることができ、「夜間のライト点灯走行が多い」など電気を多く使う乗り方をしても3年は交換せずに使用できます。長持ちする乗り方をする人でしたら5年位無交換で乗り続ける場合もあります。

しかし、新品から2年程度使用しただけでガソリンスタンドでバッテリー交換を勧められたり、交換してから1年しか経過してないのに車検で交換をすすめられたことがある人も大勢いるのではないでしょうか。

今回ご紹介するタントは新品のバッテリーをつけても2~3日でバッテリー上がりをしてしまいました。異常なほど早く消費してしまったバッテリーは何か理由がありそうです。

それは極端な例ですが、寿命より1年以上も早く交換時期が来るのには理由があります。ここではバッテリーの寿命、弱る原因、バッテリーを長持ちさせる方法をご紹介します。

なお、もうすぐ車検の方は車検人気ランキングを見て安くて安心できる車検店を探して下さい。

 

タントのバッテリー交換時期は早い

バッテリーメーカーや商品によって交換推奨時期は違います。

GSユアサを例にして交換時期をご紹介します。

M42エコアール
  • アイドリングストップ車に付けると2年4万km
  • アイドリングストップ無し車に付けると3年10万km
40B19エコアール
  • アイドリングストップ無し車に付けると3年6万km。
  • アイドリングストップ車には対応していない

 

アイドリングストップ車のバッテリー交換時期は通常2年4万kmです。少し早い気がしますが、この期間以上使った場合は保証されない、ということです。

40B19をアイドリングストップ車に取り付けると1年1万kmも使用できない事もあります。

タントはミラやアルトなどのシンプルなグレードに比べると多機能なため、バッテリー消費は早くなります。

その分、オルタネーターの発電量が増えますが、充電、放電の繰り返しが増えるため、化学反応の影響で電極が変形しやすく寿命が早くなります。

タントのバッテリー寿命の平均は3年4万km前後

下のページでバッテリーの寿命について解説しています。容量や充電でどれだけ回復するかも実験しています。

 

バッテリーの暗電流の基準値

暗電流とは車を使っていない時に流れている電流の事です。

例えば、エンジンを切ってドアロックをして車から離れた状態で流れている電流が暗電流です。

暗電流は車の時計やセキュリティなどをスタンバイ状態にしておくために必要です。どの車にも暗電流が発生しています。

タントの暗電流は0.02A

オーディオ、ドラレコ、レーダー、セキュリティなど多くの用品を取付してある車で0.03A程度です。それ以上ならオーディオなどが放電している可能性があるので、修理しなければバッテリーが上がってしまいます。

車のバッテリーが上がる時間のページでバッテリー上がりの実験をしたデータがあるので参考に見て下さい。

 

バッテリー上りの症状

バッテリー上がりには前兆があります。

  1. エンジンをかける時のキュルキュル音が遅い
  2. 上のキュルキュル時に引っかかりを感じる
  3. 朝だけ上記2つの症状がある

この3つの症状を感じる場合はバッテリーが弱っています。バッテリー上がりをおこす前に点検して下さい。

以上がバッテリー上がりの前兆ですが、バッテリー上がりの症状は全く違います。

バッテリー上がりの症状
  • エンジンをかけようとするとガガガ音
  • エンジンをかけようとするとカチン音
  • エンジンをかけようとするとカチカチ音
  • エンジンをかけようとすると無音
  • エンジンをかけようとするとメーターが暗くなる

これらの症状があり、エンジンがかからなければバッテリー上がりの可能性が高いです。

寿命によるバッテリー上がりは仕方がありませんが、1年程度でバッテリー上がりをしてしまう場合は車側に原因があります。

なお、加速しないタントはバッテリー以外の別の原因があります。アクセルを踏んでも加速しないタントの修理費用のページを参考に見て下さい。

 

タントのバッテリーが上がる原因4つ

バッテリーの寿命以外でバッテリー上がりをしてしまう原因を4つご紹介します。

 

オルタネーターの故障

オルタネーターはバッテリーの発電機と充電器の役割をします。

オルタネーターはエンジンの横についており、ファンベルトを介してエンジンと繋がっています。ですのでエンジン回転に比例してオルタネーターも回転します。

下の画像はタントではありませんが、オルタネーターとエンジンの位置関係が見やすいので参考にして下さい。

アルト

中央のプーリーがエンジン本体です。左上がオルタネーターです。ファンベルトで繋がっているのがわかわると思います。

この回転で発電させ車の電装品であるオーディオ、エアコン、ライト、エンジンの燃料ポンプ、点火プラグなどを作動させ、余った電気をバッテリーに流して充電させます。

充電制御車では仕組みが逆になり、まず最初にバッテリーを使って車を作動させ、バッテリー容量が減るとオルタネーターで充電します。

タントは充電制御車
充電制御車はバッテリーが減った時だけ充電するので、オルタネーターの抵抗が少なく燃費がいいのが特徴

以上説明からオルタネーターが故障するとバッテリーが充電されず減るだけなので完全に故障していると新品バッテリーでもエンジン始動してから1時間以内にバッテリーが上がってしまいます。

しかし、オルタネーターの故障は「充電量が若干少ない」や「時々充電されなくなる」といった微妙な現象が多いので、新品バッテリー装着後、1~2ヵ月でバッテリーが上がるケースが一番多いです。

 

ファンベルトの緩み

先ほど解説いたしましたように、オルタネーターはファンベルトで駆動しています。ファンベルトが緩んでいると充電量が少なくなるので、新品のバッテリーが数ヶ月でバッテリー上がりをおこします。

ベルトが緩んでいるとキュルキュルといったベルト鳴きが発生するので、すぐに気がつくと思いますので早めに対処すればバッテリー上がりを防げます。

 

バッテリーの過放電及び長期間放置

バッテリーはオルタネーターによって充電されますが、アイドリング中はエンジン回転が低いので、充電量も少なく、エアコンやライトを使用しているとバッテリー容量が減っていきます。

タントはエアコンの風量を強風にした状態でアイドリングを1時間以上続けるとバッテリーが上がるので注意して下さい。

車を使わない時も注意が必要で、先ほども解説しましたが、車には暗電流が流れており、放電しているので徐々にバッテリー容量が減っていきます。

放電の化学反応と充電の化学反応は正反対なので、車のバッテリーは放電しても充電すれば回復します。

しかし極端に放電した状態を放置しておくと化学反応をおこした電極と電解液は固まりを作り元に戻らなくなります。そうなりますと戻らない物質分の容量が減り、バッテリーが弱ります。

さらに放置を続けると固まりが極板を接触させバッテリー内部が故障します。この場合、充電してもバッテリーは回復しません。

下のページでバッテリーの寿命の仕組みを解説しているので参考に見て下さい。

 

バッテリーが適合外

バッテリーには車にあった特性があり、例えば、充電制御車はバッテリーが常に放電状態なので放電に強い性質である必要があります。

アイドリングストップ車は何度もエンジンをかけるため高負荷に耐えられる構造でなければなりません。

このように用途にあったバッテリーを装着しなければ寿命は短くなり、メーカー推奨交換時期よりかなり早い時期にバッテリー上がりをおこします。

バッテリーが上がる主な原因は以上ですが、タントは上記以外の原因でバッテリー上がりをおこす事があります。

 

新品でもバッテリー上がりするタントの原因

今回点検したタントはオルタネーターを回していませんでした。理由はファンベルトの緩みです。

しっかりベルト調整が出来ていればオルタネーターが回転し充電されるはず。なので点検するには、まずファンベルトを調整します。

オルタネーターの故障は、どれくらい走れる?

タントのベルト調整はオルタネーターの上部を左右に動かしてベルトの張りを調整するタイプですが、このタントは上部のステーが折れてオルタネーターが固定されていませんでした。

そのため、ベルトも緩くオルタネーターを回転させられないので、バッテリーが充電出来ていなかったようです。この状態では何回バッテリーを変えてもすぐにバッテリーが上がってしまいます。

自動車のバッテリーはオルタネーターが正常に作動していないと40km位しか走行できません。時間で例えますと1時間位でバッテリーは完全に空になります。

 

オルタネーター故障を疑う基準

今回のタントはオルタネーターがまったく回転していないわけではなく、滑りながらゆっくり回転していたので、通常の半分くらいは充電されていたのです。

ですので、通常4年位の寿命のバッテリーだと2年でダメになり、エアコンなど頻繁に使用する車ですと1年半でダメになってしまいます。

あなたのタントは車検のたびにバッテリーを交換していませんか?もしかするとオルタネーターのステーが折れているのかも知れません。

しかし、そんな大事な所が折れているのに、異音や、振動など体感できる事はないのでしょうか?その点についてもお伝えします。

べルト鳴きや異音、ランプが故障の前兆

オルタネーターのステーが折れてベルトの張りが緩くなっていると、雨が降ったときや、朝の冷えている時間帯でベルトのゴムが馴染んでいない時にキュルキュルといったファンベルトのベルト鳴きがあるはずです。

その他にもオルタネーターがしっかり固定されていませんので、発進時や、バックにギヤを入れたときなど、ガラガラやゴトゴトといった異音がすることもあります。

その他にもバッテリーの充電量が少なくなっているので、ヘッドライトが以前より暗かったり、チカチカするといった症状もあります。エンジン回転数を上げるとヘッドライトが明るくなることもあります。

あとは始動時にメーター内のランプがパチパチするなどの症状もありますが、音以外の判断は経験豊富な整備士でなければ難しいと思います。

以上のような異音や症状がタントにあらわれましたらオルタネーターを点検してもらって下さい。

しかしオルタネーターのステーはなぜ折れたのでしょうか?車側の欠陥?折れた理由を見てみましょう。

タントのオルタネーターはリコール?

私の経験上、オルタネーターを止めているボルトが折れることは何度もありました。

アトレーという車のオルタネーター下側のボルトは強度が弱く、よく折れましたが、ダイハツの対策部品が出ており、強度を高めたボルトが支給され、解決しました。

純正のステーと対策品のステー

今回はステーです。少し力を加えたからと言って折れる部品では無いはずです。

ベルトを調整したり交換する時の作業ミスで折れるとは考えられません。作業ミスで折れるとしたら、かなり大きな力が必要です。

ダイハツのサイトで調べた結果、リコールには該当してませんでしたが、保証の延長といった対策がされていました。

保証期間は無期限

この部品に関しては壊れたらいつでも無料で修理してくれます。

リコールは壊れていなくても修理してくれますが、保証修理なので、故障しなければ対応してくれません。

無償修理、改善対策、リコールの違いのページも参考に見て下さい。

実際にタントのオルタネーターのステーが折れていないか、確認方法を画像付きで説明いたします。

タントのオルタネーターを点検

オルタネーターが原因でバッテリーが上がるのはよく聞きますが、ステーが原因で上がるのは今回初めて聞きました。

バッテリーが上がって1番困るのが、エンジンがかからない事です。

エンジンさえかかれば、オートバックスのようなカー用品店やエネオスなどのガソリンスタンドに行けるので、バッテリーが交換できます。

しかし、かからない時はレッカーを呼ぶしかありません。

ジャンピングケーブルで他のバッテリーと繋げてもかかりますが、オルタネーターが充電していないので、ケーブルを外すと数秒でエンジンが止まってしまいます。

道路で止まってしまうと危険です。タントに乗られている人は自分の目でオルタネーターを見てみるのもいいかと思います。

 

オルタネーターの位置

タントのダイナモが付いている場所
タントのバッテリーは向かって右(助手席)側。オルタネーターは向かって左(運転席)側。

左のフロントガラス下にオルタネーターが見えます。ベルトがついているのが目印です。

上下に1本ずつボルトで固定されていますが、上側のボルトはステーについています。そのステーが問題の部品です。

ダイナモの上と下

どうでしたか?折れてますか?それとも折れる一歩手前で曲がっている状態ですか?

折れていたり、曲がっていれば保証修理対象です。ダイハツのディーラーで無料で直してもらいましょう。

オルタネーターの交換方法(ステー交換)

一般の人は交換方法を見る必要はありませんが、気になる人はどのような作業になるのか見て下さい。

ディーラーでなくても認証工場でしたら、ダイハツに工賃を請求できますので、是非、作業してみてください。

バッテリーの配置
オルタネーターは常にバッテリー電圧がきてますので、金属製の工具とボディの金属部分が触れると感電します。

危険ですので、最初にバッテリーのマイナス端子をはずして下さい。(上図の水色)

タントのオルタネーターの上のボルト12mmを外します。

次にオルタネーター下側の14mmのボルトを緩めます。

そうしますと下側のボルトを支点にしてオルタネーターが動きます。

エンジン側に押すとベルトが緩みますので、ファンベルトを外して下さい。

そうしましたらオルタネーター下側のボルトを完全に外してオルタネーターをエンジンから切り離し、作業の邪魔にならない所によけておきましょう。

タントのダイナモのステー

オルタネーターをリビルトや中古に交換する場合は、オルタネーター裏に10mmのナットで太い線が止まってますので、外します。

もう1つ、カプラ―も外します。

これでオルタネーターを交換することができますが、オルタネーター裏の10mmのネジはバッテリーを外してからでないと、感電する危険があります。

タントのダイナモの説明

作業前に必ず、バッテリーのマイナス端子を外してから作業して下さい。

次はオルタネーターをよけ、上側のステーのボルト1本外せば簡単に取れます。

あとは対策部品のオルタネーターステーを取り付け、外した部品を逆の手順で組み付けすれば完成です。

対策部品は今まで付いていたステーの2倍位の太さでした。最初のステーの強度が明らかに足りないと思えるほどの大きさが違います。

以上がタントのバッテリー上がりの対処としてオルタネーターのステーの交換方法でした。

実際によくある事の1つに、走行中に止まってしまう事があります。走行中に止まってしまうととても焦ってしまいます。

次は走行中にトラブルがおきても安心な方法をお伝えします。

エンストは無料レッカー、無料レンタカーを利用する

走行中に止まってしまいましたら、安全な場所に停車してレッカーを呼ぶしかありません。

JAFに加入されていましたらJAFに電話をして下さい。JAFに加入していなければ、任意保険会社に連絡して下さい。

あいおい、三井、損保ジャパン、富士火災など、意外と無料レッカーサービスの契約している場合があります。

自動車保険は事故だけで使うのはもったいないです。等級も保険料も変わらなくて、無料でレッカーが使えるので、とても便利です。

その他にもバッテリー上がりやインロック、ガス欠でも無料で来てくれます。しかも代車やレンタカーを無料で用意してくれる契約もあります。

まずは自動車保険会社に連絡するのが、1番良い選択だと思います。せっかく保険料を支払っているのでしたら、保証はしっかり受けて下さい。

自動車保険会社が発行している証券番号などが載っているカードサイズの用紙をサンバイザーに付けておくのがおすすめです。

フリーコールの電話番号も書いてありますので、車にトラブルがあった時に助かります。

本当にバッテリーの寿命で上がってしまった場合は、ご自分で交換するのも節約できていいでしょう。

次はバッテリーの適合やサイズの見方をお伝えします。

タントの適合バッテリーとサイズの注意点

今ついているバッテリーのサイズと同じ物で交換すればいいと思いますか?いいえ。同じ物でも大丈夫かしれませんが、必ず適合確認して下さい。

低価格というだけで低品質なバッテリーを着けてしまった可能性もあります。気が付かない内に適合不可のバッテリーを着けているかもしれません。

そんなバッテリーはすぐにダメになってしまいます。そのバッテリーと同じ物に交換してしまったらまたすぐにバッテリー上がりをおこします。

推奨バッテリーでないと、寿命が短いだけでなく、車のステレオやエアコンなどの電装品の作動やエンジンの調子まで悪くなる場合もあります。

バッテリーを交換するときは現在装着されているバッテリーの容量ではなく、バッテリーメーカーのwebサイトで車種別の適合品を調べて、ご自分の車にマッチしたバッテリーを購入しましょう。

 

タントの適合バッテリー

今回のタントはL350Sです。

グレードによっても適合バッテリーが変わりますので、GSユアサのページで適合を確認して下さい。

今回のタントの適合バッテリーは40B19Lです。

【40B19L】

最初の数字の40は容量を示しています。

38や44や50や60など色々ありますが、40より多ければ問題ないでしょう。

しかし、多いからと言っていい事ばかりではありません。

アイドリングストップ機能が付いている車はバッテリー容量が変わるとアイドリングストップが作動しなくなる事があります。

例えばBMWミニなど。

コンピューターを使って初期化すれば正常に作動するようになりますが、ディーラーに持ち込む必要があるので、面倒です。

車の性能の為にもピッタリの容量をつけましょう。

次に40B19Lの中央の「B」の説明です。

このアルファベットは、ほとんどが、「B」か「D」になります。

違いは幅と高さです。

B:幅129mm 高さ203mm

D:幅173mm 高さ204mm

他にもバッテリーのプラス「+」端子やマイナス「-」端子の大きさが違います。

※バッテリー上部に突出している銀色の円柱を端子という

「B」は小さく、「D」は大きいです。

ここのアルファベットが違うと絶対に車につきません。

購入する時は気を付けて下さい。

 

次は40B19Lの「19」の部分の説明です。

これはバッテリーの長さです。

19cmという事です。

少し位大きくても付いてしまいますが、熱を逃がすのには隙間も必要です。

なるべく同じ長さを取り付けましょう。

最後に40B19Lの「L」の部分の説明です。

バッテリーのプラスとマイナスの位置を示しています。

バッテリーは四角で、四隅のどこかに端子がつきます。

「L」と「R」の2種類しかありません。

L:左上がプラス、右上がマイナス

R:左上がマイナス、右上がプラス

バッテリー端子のRとL

以上ですが、バッテリーが寿命で上がったならバッテリーの交換だけでいいですが、オルタネーターが故障して充電していなかったり、ステレオが故障して漏電していたり、など、他に原因がある場合、そちらを直さなければ、いくつバッテリーを換えても解決しません。

オートバックスなどでバッテリーを交換するなら、充電と漏電の点検も合わせてお願いしましょう。

バッテリー価格及び交換料金

バッテリーの値段と性能は比例すると言われていますが、私も同じ考えです。安いと寿命が短いという経験があります。

しかし、同じメーカーで同じ型のバッテリーでしたら、安い方がいいです。

時々同じバッテリーでも安くなっている時がありますが、製造年月日が古くなければ問題ないと思います。

バッテリータイプ 金額 特徴
1位
GSユアサ

ベーシック

40B19L

 

3115円~

 

 

国内シェアNo.1

 

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2位


GSユアサ

エコR

44B19L

 

7620円~

 

エコカーの多くに採用
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3位


パナソニック

カオス

60B19L

 

5000円~

 

業界最高水準の大容量
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4位


パナソニック

サークラ

40B19L

 

4300円~

 

短距離・短時間でも充分に充電ができるよう「高速充電性能(充電受入性)」を向上
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交換工賃 平均1000円前後

 

Panasonic 評価4.5点
 

軽・コンパクトカーは車両の高性能化に伴い、より多くの電気を必要としています。

【大容量】

容量比較グラフ

カーバッテリーに蓄積される電気の容量をアップ。

初めから容量が大きいため、「チョイ乗り」でも安心です

 

バッテリーの交換方法と注意点

バッテリーを交換するとリセットされる箇所があります。

主な箇所ですと、時計、ステレオ、ナビ、テレビ、パワーウインドウ、アイドリング回転数です。

バッテリー交換後は上記を設定します。

車内には自動車故障診断システムを接続出来るOBDⅡという接続端子がありますので、そちらにバックアップ機械を繋げればリセットされません。

しかし、整備工場でなければあまり持っている人はいないと思いますので、交換方法と設定方法をご説明します。

 

①まず最初にバッテリーのマイナス端子を外します。

バッテリー上部に+や-のマークがあるので確認して下さい。

見えなければ、赤いカバーが付いている方がプラスで、むき出しの方がマイナスと思ってください。

10mmのスパナやメガネレンチ、ソケットなどを利用してマイナス端子を固定しているナットを緩めます。

緩め、端子に付いているケーブルを左右にグリグリ動かすと外れやすいです。

完全に切り離して下さい。

注意点①: マイナス端子を工具を使用して外している時にその工具をプラス端子に当てないように気を付ける。マイナスとプラスが同時に当たると激しく火花を飛ばしショートする。

注意点②: プラス端子から外さない事。車のボディの金属部分はバッテリーのマイナスと繋がってるので、ボディはマイナスと考える。プラス端子を外してる時に工具がボディに当たると激しく火花を飛ばしショートする。

注意点③: 作業中勝手にインロックされる恐れがあるので、カギは車外に出しておく。

 

②プラス端子をマイナス端子と同じように外す。

注意点: プラスとマイナスを工具で同時に触れない事。触れると激しく火花を飛ばしショートする。

 

③バッテリーを上から押さえる形になっているステーを外し、バッテリーを車体から外します。

注意点①: ステーは金属なので、バッテリーのプラスとマイナスをショートさせないようにする。

注意点②: バッテリーは横にすると液がもれるので、傾けすぎないようにする。

 

④新しいバッテリーをスペースに入れます。

注意点: 重いので、足などに落とさないようにしっかり持つこと。

 

⑤ステーで固定します。

注意点: ナットを締め付け過ぎるとバッテリーが変形してしまうので、軽く手で揺すっても揺れない程度で固定する。

 

⑥プラス端子を取り付ける。手で揺すっても動かない事を確認しましょう。

注意点: ハンマー等で軽く叩いて、しっかり奥まで押し込む。マイナスも同じ。

 

⑦マイナス端子を取り付ける。

注意点: 端子をしっかり固定しないと接触不良により充電不良をおこす。端子が溶ける。

以上で交換は終わりですが、バッテリーを交換した時は車の初期設定が必要です。リセットとも言われています。

 

バッテリー交換後リセット方法

まず、ステレオの時計をセットしますが、ステレオは種類が豊富なので、取扱い説明書を確認して下さい。

ラジオの周波数もリセットされますので、設定が必要になります。

ナビやテレビは最近のタイプでしたらバッテリーを交換しても記憶されていますので、再設定の必要はありません。

しかし、パナソニック製品のストラーダの一部の機種にリコールが出ており、バッテリーを切り離し、電源を完全に落としてしまうと故障すると言った不具合が出ています。

リコールなので、無料で修理してくれますが、車からの取り外しや取りつけ費用5000円位はかかってしまうので注意して下さい。

次はパワーウインドウの挟み込み防止設定です。これはオート(自動)で開閉出来る運転席だけセットします。

スイッチ1つ1回押すだけで、窓が完全に閉まるのは楽ですが、頭や首が挟まると大怪我になります。

その挟み込みを判断し、パワーウインドウを自動で下げる機能を復活させます。

「復活する」とは具体的に窓ガラスを完全に閉めた状態の位置を記憶させて、その位置は「何かが挟まって止まってるわけではなく、完全に閉まってるだけ!」と教える作業をします。

そうしなければ、一番上にガラス上がって止まってるのに、車側が「人が挟まった!」と判断して勝手にガラスを下げて開けてしまいます。

セットしなければ、挟み込みの初期設定が行われないので安全上オート機能が作動しません。

例えば、駐車券を取って走り出す時に正常でしたら、パワーウインドウのスイッチをちょっと上げるだけで自動で全閉しますが、セットしてないと、ガラスが閉まるまでずっと指でスイッチを押し上げていなければなりません。

パワーウインドウの設定

①運転席のパワーウインドウスイッチを下に押し続け、ガラスを全開にします。

②今度はスイッチを上に押し上げ続けて、ガラスが閉まるまで指を離さないようにします。

ガラスが閉まっても2秒間はスイッチを押し上げ続けて下さい。

注意点: ウインドウスイッチを上げ下げする時は「カチ」という感覚と音がするまで押したり引いたりする。

以上でパワーウインドウの設定は完成です。

 

 

アイドリングの設定

①エンジンキーをONにして10秒待つ

②エンジンをかける(1回目はエンストする事もある、エンストした場合はもう1度かける)

③5分程度走行する

以上ですが、バッテリー交換後は普通に走行すれば学習していきますので、エンジンの設定をする必要はありません。

 

警告灯を見る癖をつける

今回はオルタネーターのステーが折れて発電できていないためにバッテリーが上がってしまいました。

オルタネーター本体が故障してバッテリーが上がった場合、メーター内にバッテリーランプ(バッテリーマーク)の警告灯が点灯します。

このバッテリーランプが点灯するとバッテリーがすぐに上がってしまいますので、大至急安全な場所に停車してレッカーを呼ぶようにしましょう。

メーターの警告灯は見る人が少ないですが、安全の為に、時々見る癖をつけるといいと思います。

 


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