
デリカ D5のドライブベルト(ファンベルト)及びウォーターポンプベルトの交換方法を画像付きでお伝えします。
- 車種: 三菱 デリカ D5
- 年式: 平成27年
- 型式: LDA-CV1W
- 原動機: 4N14
- 排気量: 2300cc
- 燃料: 軽油
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目次
ベルト交換の準備 デリカD5
まずは右前のタイヤを外して、フェンダー内側の黒いカバーを外します。
ボンネットもあけます。
バッテリーは外す必要はありません。
17mmのソケットとスピンナハンドルと六角レンチと22mmのメガネレンチを用意します。
少しだけ力を増すと楽になりますので、スピンナハンドルの柄が入るくらいの細くて短めのパイプがあると便利でしょう。
あとマイナスドライバーも用意して下さい。
ドライブベルト(ファンベルト)の交換(外し方)
ドライブベルトを外すのは上からの作業になります。
ここでは17mmのソケットとスピンナハンドルと六角レンチを使用します。
エンジンルーム右側(運転席側)の中を見るとファンベルトが見えます。
赤丸がベルトの張りを調整するテンショナ―です。
このテンショナ―に工具をつけて時計回りに回してください。
力が必要になりますので、私はパイプを使ってハンドルを回します。
回りましたらテンショナ―の右下にストッパーを差す穴が空いてますので、その穴の大きさに合った六角レンチを入れてください。
そうしますと、ベルトが緩んだ状態でテンショナ―がとまりますので、ドライブベルトが外れます。
ウォーターポンプベルトの交換(外し方)
次はウォーターポンプベルトの外し方ですが、このデリカD5のベルトは張りを調整できないタイプなので、緩める事もできません。
緩める事が出来なければ、ベルトはパンパンに張っていますので、外すこともできないですよね。
そこで、このデリカD5は無理やり外すしかないんです。
無理やりといういい方は間違っていると言われそうですが、昔から整備していた人からすると無理やりにしか思えません。
ではウォーターポンプベルトを外しましょう。
赤丸のようにマイナスのドライバーを裏から手前に押すような形でかけて下さい。
その状態でクランクプーリーを反時計回りに回転させます。
このように回していくと外れていきます。
正式には下記イラストのように特殊工具を利用しますが、デリカD5の専門店でなければそれほど必要ないでしょう。
ウォーターポンプベルトの交換(組み付け)
ウォーターポンプベルトの組み付けは逆の手順で行いますが、無理やり装着しますので、かなり引っ張ります。
切れそうになるほどです。
しかし、通常のファンベルトと違い伸縮する素材なので、心配いりません。
思い切って引っ張って装着しましょう。
上のウォーターポンプのプーリーにベルトをかけ、下のクランクプーリーはマイナスのドライバーでエンジン側に押し付けながらクランクプーリーを反時計回りに回していきます。
ベルトが無理やり入ります。
ベルトは縦に溝がありますので、プーリーの溝と、ベルトの溝がずれないようにしましょう。
ずれたままエンジンを始動しますと、ベルトが切れてしまいますので、しっかり確認して下さい。
ドライブベルトの取り付け
このベルトはテンショナーを六角レンチで固定してありますので、簡単に付ける事ができます。
下のドライブベルトの取り回しのイラストを見て、組み付けて下さい。
ベルトの取り回しが終わりましたらテンショナーの六角レンチを外してベルトを張り、ドライブベルト及びウォーターポンプベルトの交換が完成となります。
デリカD5のベルト交換費用
ドライブベルト
(ファンベルト) |
7980円 |
ウォーターポンプベルト | 2300円 |
工賃 | 9000円 |
合計 | 19280円 |
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