N-oneがアイドリングストップしない理由【N-wgn,N-boxも仕組みは同じ】

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アイドリングストップが効かないー!なんて方の為に調べてみました。

なんと、おかしいときはリセットの必要も!

目次

Noneはアイドリングストップのおかげで燃費が良くなった

燃費を良くしてもその代わりに電気を消費するんですね。

車(N-one)の電気と言えばバッテリー!

しかもアイドリングストップ付きN-oneのバッテリーは高い。

一体、どこがエコなんだ!と思います。

通常、軽自動車のバッテリーは7000円程度ですが、アイドリングストップ用バッテリーは14000円です。

倍ですよ!

そのわりに、消費も早く、2年位でバッテリー交換しなくてはなりません。

アイドリングストップ無しでしたら、4年位もつ事もあるのに、とても残念です。

それではN-oneのアイドリングストップしない理由を見ていきます。

同じホンダのN-boxのアイドリングストップバッテリーの交換方法も載せました。参考にどうぞ。



アイドリングストップとは

そもそもアイドリングってわかりますか?

アイドリングとはエンジンがかかっている状態で車自体は停車している事をいいます。

シフトレバーはパーキングでもニュートラルでもドライブでも止まってればアイドリング。

動いていれば・・・、走行中?とでも言うのでしょうか?

とにかく、エンジンが動いているのに止まっている事!

アイドリングで一番多いパターンが信号で停車中でしょう。

アイドリング中にエンジンだけを止めてしまうのをアイドリングストップと言う

エンジンだけっていう言い方をしました。ストップさせたのはエンジンだけですよ!

わかりますか?

ヘッドライト、ウインカー、ブレーキランプ、エアコン、ヒーター、ナビ、DVD、パワーウインドウなど、装備品は全部動いています。

アイドリングストップとはエンジンだけ止めるのですね。

そしてそのタイミングとは!

ブレーキを強く踏んで、停車した瞬間です。

停車したと同時にストンって感じです。

なれないと、少しビックリしますね。

私もアイドリングストップの車が出始めた頃に、点検などで、試乗しましたが、交差点で泊まるとドキドキしました。

車内全体が静かになります。

シーンとなった車内にラジオだけが流れているといった不思議な感覚でした。

ブレーキから足を離すとエンジンがブルルンとかかり、爽快に走り出します。

こんな時代になったと感動しましたね!

逆にアイドリングストップが苦手な人もいる

車に主導権を握られてしまいますからね。

ついに車も自身で状況を判断して勝手に行動するようになってしまいました。

常に進化してますが、進化した機能が機能しなくなるって、これほど残念な事ないですよね。

機能が故障した場合、カーセンサー掲載店でお車を購入された方は無料で直るかもしれません。詳しくはこちらをご覧ください

中古車の走行距離10万キロ越えのリスク【修理無料のカーセンサー保証で限界突破】

 

次は本題のアイドリングストップしない理由です。

 

アイドリングストップしないN-one

あなたのN-oneはアイドリングストップしてますか?

気がついたらアイドリングストップしなくなって、そのまま乗り続けている方も大勢いると思います。

走行するのには何の不便もないですからね。

しかし、せっかく燃費向上させる機能がついてるのに、もったいない

どんな条件でもアイドリングストップしていたわけではないですから、いつからストップしなくなったかは、わかりません。

気温やエンジン温度、スピード、電装品の使用頻度なども関係してきますので、気がつくのは遅れてしまいますね。

しかも、メーターには異常の警告灯なども点灯しませんので、とてもわかりにくいです。

逆にメーターの中にアイドリングストップの異常をお知らせする警告灯などが、点灯していれば、診断機で何がダメか簡単にわかります。

では警告灯が付いていないのに、アイドリングストップしなくなったのは、何が原因でしょうか?

 

 

アイドリングストップ作動条件

アイドリングストップ中はブレーキペダルを離したり、ハンドルを動かしたり、などの操作をするとエンジンがかかってしまいます。

エンジンを整備中にエンジンが切れてると思ったらアイドリングストップしているだけで、突然エンジンが始動した!なんて事になったら大変です。

安全上、複数の条件を満たさなければアイドリングストップは作動しません。

取り扱い説明書にも載っていますが、ここではもう少し詳しく説明します。

以下の状態ではアイドリングストップしません。

 

ECOMスイッチ

ハンドル右下のスイッチ操作でOFFになってる。

オフにするとアイドリングストップの機能が解除されますが、エンジンをかけなおすたびにボタン操作を行わないとなりません。

(メーター内の緑の木マークが消灯してる)

 

ボンネット

ボンネットが開いてる時

ボンネット中央ロック部分に装着されているセンサースイッチが押されてない

ボタンのようなスイッチでボンネットを閉めるとロックが押し下げられボタンを押す

 

ステアリング

ステアリングホイールを動かしている時

 

トランスミッション

CVT関係異常時

シフトレバーがドライブ以外の時

油温度が10度未満、103度以上の時

CVT関係制御時

 

車速

エンジン始動後、もしくはアイドリングストップ復帰後、1度も時速5km以上出していない時

 

VSA

VSA(スリップ防止装置)制御時

だったら衝突拒否する!?ダイハツ キャスト」のページでホンダVSAに似たVSCという装置の説明しています。

 

ブレーキ

ブレーキペダルを踏んでない、もしくは踏みが弱い時。

 

アクセルペダル

踏んでいる時

 

勾配

急斜面と判断した時

 

コンピューター

スターター作動回数オーバー

アイドリング学習できてない

水温が62.5℃以下もしくは110℃以上

VTCカム角が最遅角から外れた時

(スターター作動回数オーバーは警告灯が点灯する)

(アイドリング学習はコンピューターを交換するなど大がかりな作業以外不要)

 

マスターパワー負圧

負圧(ブレーキマスター負圧)が小さい時

ブレーキオイルタンク付近、細いホースが繋がっているセンサーで管理

 

A/Cシステム

デフロスタスイッチがONの時

設定温度が最高温か最低温の時

風量が5以上の時

外気温度が40℃以上もしくは-20℃以下の時

設定温度と室内温度の差が大きい時

 

DC-DCコンバーター

異常の時

(警告灯が点灯する)

 

バッテリー

バッテリー温度が5℃未満の時

バッテリーの状態が良好でない時

 

以上が1つでも当てはまると作動しません。

こんなに項目があると思ってましたか?

この中でもスターターの作動回数とDC-DC コンバーターが故障するとオレンジ色したアイドリングストップの警告灯が点灯します。

これほど、大がかりな機能を車に搭載したわけですが、残念ながらエンジンが止まるって、嫌いな人が多いです。

その為、アイドリングストップキャンセラーといった商品もでていますね。

その他にもお金をかけずにアイドリングストップを常に解除する方法もあります。

ボンネットロック部分のスイッチをショートさせる!

この作業をすることで、常にボンネットがオープンしているとコンピューターが判断し、アイドリングストップを解除します。

この方法はメーターに警告灯などもつきませんので、まったく問題なく、車を使用する事が出来ます。

話を戻しますが、こんなに条件があるなか、アイドリングストップの作動が停止するのは、90%はバッテリ本体が原因!

それでは残りの約10%の原因を次項で説明していきます。

 

N-oneのバッテリーは寿命を記録している

N-oneのアイドリングストップが効かなくなった!ってお客様が来店すると整備士の9割は、こう即答します。

まずはバッテリーを交換して様子を見ましょう!

間違っていません。

でも交換する前は必ずバッテリーの点検はするはずです。

アイドリングストップの車や、ハイブリット車は高性能なバッテリーテスターがないと正確に診断できません。

その高性能なバッテリーテスターで、アイドリングストップしなくなったN-oneを点検した方、どうでしたか?

意外な結果ではなかったですか?

「良好、問題無し」

などと表示された事があるのではないでしょうか?

実際に私は何度も経験しています。

 

その時の診断結果
状態 4年使用時 充電後 新品
電圧 12.39v 12.83v 12.63v
測定値 284cca 301cca 370cca
内部抵抗 8.62mΩ 8.13mΩ 6.63mΩ
充電状態 73% 100% 100%
健全性 99% 100% 100%

 

4年使用した状態で正常の判断がされたのですが、アイドリングストップは作動しません。

そして充電した状態でもアイドリングストップはできません。

その状態で故障診断器をつないで測定してみました。

ランチテックというメーカーの故障診断器でエンジンの項目からデータストリームを確認します。

ちなみにこの故障診断機(スキャンツール)は探しに探し、悩みに悩んで購入しました。

悩んだのは高額だから

これは7インチのタブレット型で、故障コード以外にも、現在のデータが見れたり、ハイブリッドのブレーキエア抜きができたり、動作テストで、強制的にファンや燃料ポンプを動かす事も出来ます。

データが見れるのは最高ですね。

スキャンツールのデータはコンピューターがどういった支持を出しているか!なので、燃料ポンプOFFとは燃料ポンプを動かす指示は出してません。

例えば、燃料ポンプが動いていない状態で、スキャンツールで見ると「燃料ポンプOFF」が表示されていれば、車が燃料ポンプを動かす指示を出していないので、燃料ポンプ以前の問題という事がわかります。

それでは「燃料ポンプON」の表示でしたらどうでしょうか?

この状態で燃料ポンプが動かなければ、燃料ポンプの故障といえます。

スキャンツールがあれば誤診で燃料ポンプを交換する事がなくなる

ちなみに私が使用している診断機はランチテックX-431proです。

これは車の状態が表示され、警告灯の消去、吸入空気量や排気ガス中の酸素濃度のグラフなどでてしまうのです。

ハイブリッド車にも対応しているので、この診断器を入手してからは修理でディーラーに持ち込むことがほとんどありません。

すぐに元が取れました。

>>こちらでX-431の最安値と仕様が確認できます

OBDⅡの故障診断機でしたら、車両のデータが見れるのは多いと思いますので、今から説明する操作を参考にしてください。

詳しくはこのページ最後のアイドリングストップを診断機で確認を見てください。

それでは、アイドリングストップの項目にすべてチェックを入れ、データをみます。

そうするとバッテリー充電状態とバッテリー劣化の項目だけ禁止と表示されていました。

N-oneはバッテリーの寿命を知るために、状態を記録しているようです。

アイドリングストップを中止する条件は色々ありますが、バッテリーの項目での条件は
  1. バッテリー温度が5℃未満
  2. バッテリーの状態が良好ではない
  3. バッテリーの充電が少ない

以上ですが、充電が73%では低かったのかもしれません。

で、充電後は充電100%になったのですが、アイドリングストップしないのはどうしてでしょうか?

他の数値を新品と比べてみると測定値のccaと内部抵抗の数値が大きく違うような気がします。

ちなみにccaは冷えている状態でのセルモーターを回すパワーです。

内部抵抗はバッテリーが劣化していくと増えていくようです。

充電後に故障診断器でデータストリームを確認してみると、バッテリーの充電状態は正常に切り替わりましたが、バッテリーの劣化は禁止のままでした。

1番の温度は元々クリアできています。3番の充電もクリアできましたので、残りは2番の状態を良好にするだけです。

故障診断器のバッテリーの劣化を正常にすることができれば、アイドリングストップを再開できると確信しました。

 

記録を解除してアイドリングストップ復活

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解除させるといっても測定値と内部抵抗は充電してもあまり良くなりませんので、バッテリーを換するしかなさそうです。

色々な資料で調べたのですが、残念ながら、N-oneの測定値と内部抵抗の限度値はどこにも載ってなかったので、

勝手に測定値は310cca以上、内部抵抗は7.50mΩ以下だと決めました。

(他のN-oneのバッテリーを調べていき、限度値を調べていきたいと思っています。)

しかし、最近点検したNoneのバッテリー内部抵抗が7.87mΩでしたが、アイドリングストップは正常に作動しました。

状態はバッテリー使用歴4年、走行3万kmです。

よって限度値は8.00mΩ以下にします。

この条件に持ってくればアイドリングストップを再開できますが、残念ながらこのバッテリーは4年以上使用していますので、いくら充電しても内部抵抗は減らないようです。

高いですが、私が決めた基準値から外れているので、交換することに決めました。

無事に交換が終わり、故障診断器のデータストリームを確認しました。

なんと!バッテリー劣化の項目は禁止のままです。

「何故だ―」という感じでかなり焦り、「実際に走ればアイドリングストップするかも」と思い、祈りながら走行しましたが、

 

ダメでした。

 

ccaも内部抵抗もかなりいい数値なのにどうしてでしょうか?

N-oneはバッテリーの状態を記録しているのです。

その記録はコンピューター内ですが、コンピューターにバッテリーの状態を送信している物は何かわかりますか?

バッテリマイナス端子に付いている黒くて小さい箱です。

これがバッテリセンサーと呼ばれ、電流、電圧、温度を測定していますが、その他になんと、自己診断機能もあり、バッテリーセンサーが異常とコンピューターに報告していれば、故障診断器のデーターストリームではアイドリングストップ禁止となるわけですね。

ここのバッテリーセンサーが最大の問題箇所でした。

通常バッテリーを交換すれば、何も設定せずにアイドリングストップが作動します。

しかし、作動しない時は、エンジンを切った状態で、バッテリーセンサーのカプラーを1度、抜き差しして下さい。

これでバッテリーセンサーの以前の内部抵抗がクリアされるはずです。

そして、もう一度、故障診断器のデータストリームを見て下さい。

見事、バッテリー劣化が正常になっていました。

少し、緊張しながら実際に走行してみると、最初の信号機で停車すると無事エンジンが止まりました。

成功です。

このバッテリーセンサーの不具合も意外と多いらしく、交換しなければ直らないこともあります。

ccaも内部測定も限度値以上で、カプラーを抜き差ししてもアイドリングストップが復活しなければ、バッテリーセンサーの交換が必要かもしれませんね。

でもデータストリームでアイドリングストップ項目をすべてチェックして他の箇所に禁止命令が出ていないことは必ず確認して下さい。

基本的に禁止が出ている所を最初に解除することが必要です。

ちなみにバッテリセンサーの部品代金は9400円!高い!工賃は500円~1000円程度です。

バッテリセンサー。

これがアイドリングストップしない原因の10%の中に入っています。

バッテリーを交換しましたらリセットしてアイドリングストップ機能停止を解除しましょう。

その他にもバッテリーセンサーを交換する前に試してもらいたい事が2点あります。

  1. アイドリングを20分以上行う
  2. 「10分走行したらエンジンを切って5分後に10分走行する」を3セット行う

上記2つを何回か繰り返すとバッテリーセンサーの積算値がリセットされる場合があり、いつの間にかアイドリングストップが復活している事もあります。

急いでアイドリングストップを復活させたいのでなければ、バッテリー交換後に上記2点を試すために普通に車を使用して様子をみてもいいかもしれません。

バッテリーセンサーが故障していてもカーセンサー保証に加入していると無料で直してもらえるかもしれません。

保証対象にはなっていませんが、対象外にも記載されていませんので、1度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか?こちらのページを参考にどうぞ。

中古車の走行距離10万キロ越えのリスク【修理無料のカーセンサー保証で限界突破】

 

Nboxもバッテリーが原因でアイドリングストップしない

NboxもNoneと同じで、バッテリーが古くなってきて内部抵抗が大きくなると、アイドリングストップがしなくなります。

スズキのハスラーやワゴンRはバッテリーが少し劣化してもアイドリングストップは作動します。

大型車のトヨタのヴォクシーなどもホンダ車ほどバッテリーのチェックは厳しくないので、アイドリングストップは限界まで作動します。

ホンダのバッテリーチェックをしているバッテリーセンサーが厳しすぎるのかもしれませんね。

Nboxもバッテリーセンサーの故障がありますので、バッテリーを交換しても作動しない時はセンサーをリセットしてみましょう。

それでもダメならNone同様にセンサーの交換です。

車検なら無料でバッテリーの点検をしてもらえます。

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N-oneのアイドリングストップバッテリーおすすめメーカー2社

【GSユアサ】 おすすめ度
価格 8000円~14000円
 

昔からGSユアサのバッテリーを使っていれば間違いないって思ってます。実際に私は今まで1度もトラブルありませんでした。交換後、すぐにバッテリーがダメになった事もありましたが、しっかり調べてみると車側に原因があり、GSユアサを少しでも疑った自分が恥ずかしかったです。

 

【パナソニック】  おすすめ度
価格 10000円~15000円
 

私の勝手な意見ですいません。実はパナソニックはあまり装着した事がありませんが性能は優れていると思いますので、おすすめです。しかし金額が少し高いですね。その分、寿命が長いかというと、同じくらいの様な気がします。その時の乗り方にもよりますけどね。この2メーカーは両方ともおすすめできますが、昔から私はGSユアサに裏切られたことがないので、GSユアサの評価を少し高めにしました。

バッテリーを交換するなら自信をもって「GSユアサ」か」「パナソニック」がおすすめできます。

オートバックスのようなカー用品店でも色々な種類のバッテリーがありますが、なるべくならGSユアサなどの高性能バッテリーをおすすめします。

より安くバッテリーの交換をしたいのでしたら、自分で交換するのが、絶対に一番やすくなりますよね。

でしたら残念ながらオートバックスよりもインターネットの方が安そうです。

交換作業も頼むならオートバックス、交換は自分でやるならインターネットで購入が主流です。

>>ここでGSユアサM42Rの現在の最安値が見れます。

 

次はバッテリーの交換方法と初期設定やバックアップの取り方をNboxを例にお伝えしますが、NoneやNワゴンもほとんど同じなので、参考に見て下さい。



 

バッテリー交換方法 バックアップ~初期設定まで【Nbox】

NoneもNboxもバッテリーの取り付け位置や交換方法は同じなので、今回はNboxを使って説明します。

 

準備するもの

  • 10mmのスパナ
  • 交換するバッテリー
  • メモリーバックアップ(なくても大丈夫)
  • メモリーバックアップに繋ぐバッテリーなど(なくても大丈夫)

以上ですが、要するに10mmのスパナと交換するバッテリーがあれば問題なく出来ます。

 

手順① メモリーバックアップを繋ぐ

NboxのOBDⅡ差込口にバックアップを繋ぐ

運転席の足元左側(サイドブレーキペダル上部)に白い台形のソケットがあります。

そこがOBDⅡと言われる自動車の自己診断機能を見れる機械を繋ぐところです。

そのOBDⅡにメモリーバックアップを繋いでください。

 

手順② メモリーバックアップにバッテリーを繋ぐ

メモリーバックアップのランプが2個点灯

メモリーバックアップにバッテリーを繋ぎます。

プラスとマイナスを間違えないようにして下さい。

間違えるとメモリーバックアップ内部のヒューズが切れます。

ヒューズは2Aの筒状の缶ヒューズです。

バッテリーに繋がなくても自動車用充電器に繋いでも大丈夫です。

もしくはブースターケーブルで別に車に付いているバッテリーと繋いでもいいです。

メモリーバックアップをOBDⅡに差した時に緑ランプが1個付きますが、付かなければ内部のヒューズが切れています。

メモリーバックアップをバッテリーと繋ぐと緑ランプが2個点灯します。

2個点灯しないとバックアップが取れていませんので、必ずランプの点灯状態を確認してからバッテリーを外してください。

 

手順③ バッテリーを外す

Nbox バッテリー交換手順

1のマイナスさえ外れてしまえば安全です。

1→2→3の順番で外しましょう。

外れましたら新しいバッテリーを入れて3→2→1の順番でつけていきます。

 

手順④ バッテリー交換後の初期設定

初期設定はメモリーバックアップでしっかりバックアップが取れていれば必要のない作業です。

万が一バックアップが取れていない場合や、やバックアップの機械を使わずにバッテリーを交換した時は初期設定が必要です。

※バックアップできない時は手順③と④だけで問題なく作業できますので安心して下さい。

NboxやNoneのバッテリー交換後の初期設定は時計合わせとステレオの詳細設定とパワーウインドウのみです。

ステレオの詳細設定は種類が多いので、取扱説明書でセットして下さい。

しかし、特別セットしなくても普通に使用できます。

ナビが装着されているとナビの時計は自動で合わせられますので、何も設定する必要はありません。

バッテリーを外しても目的地や自宅の登録なども消えないナビが多いので、楽だと思います。

一番重要なのはパワーウインドウのオート設定です。

パワーウインドウのオート機能とはスイッチを1度押しただけで自動で開いたり閉まったりする機能ですが、バッテリーを外しますとリセットされてしまい、オートで動かなくなります。

パワーウインドウの設定
  1. 運転席のパワーウインドウ(右前のドアガラス)のスイッチを下に押し続け、全開にします。
  2. 全開になりましたら次はスイッチを上に引っ張り続けて完全に閉めます。
  3. 完全に閉まっても指を放さず、2秒間、引っ張り続けて下さい。
  4. 指を放し、自動でウインドウが上げ下げする事が確認できたら完成。

※2のスイッチを上げ続ける時はカチッとなるまで上げて下さい。

「AUTO」と書いてあるパワーウインドウスイッチは2段階に動きます。

軽く指で押し上げると左図の位置で止まります。

ここから右図のようにもう一段引っ張って下さい。

写真ですと微妙な違いでわかりにくいですが、これが「カチっ」という所です。

 

以上がバッテリー交換~初期設定です。

バッテリー交換やアイドリングストップの点検は車検の時に

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