
車のディーラーではなく、メーカーが無料で修理してくれる
エンドユーザーからしたらディーラーに修理に出して無料で直してくれるので、ディーラー保証だろうがメーカー保証だろうが同じことですね。
基本的には、ディーラーは修理代金をメーカーに請求するのでメーカーが無料で修理することになり、ディーラーには申し訳ない気持ちになる必要はありません。
逆にディーラーはクレームでもしっかり請求先がある為、店舗利益になりますので、大歓迎です。
自動車メンテナンス不足は有料になってしまう場合も
各メーカー、例えばトヨタ、ニッサン、マツダなどの保証はどれも同じようなものです。
リコール、サービスキャンペーン、改善対策、保証延長など、ほとんど同じですが、台車を無料で用意してくれたりですとか、良い所では高級なレンタカーを用意する店など、付加価値対応は様々です。
そのあたりもディーラーのお店はメーカーに請求するので利益UPでうれしい事です。
遠慮せずに堂々と無料修理をお願いしましょう。
しかし気を付けなければいけないのが、自動車に乗られている方の管理不足で故障してしまった場合です。
例えばオイル交換を定められた距離数で交換を怠り、オイル不足になりエンジンが焼き付いた場合、別の理由でエンジン内部のリコールがあったとしても管理不足は調べればわかってしまいますので、リコールとは違う理由で故障したと判断されて無償修理を受ける事ができなくなります。
保証書に定められた時期の点検や部品交換をしていないと、無料修理対象外になってしまう事がありますので、決められたメンテナンスは必ず行いましょう。
リコール、改善対策、サービスキャンペーンの違い
エンドユーザーはこの違いによって変わる事はありませんが、呼び方が違いますので、内容も少し変わってきます。
- リコール 保安基準が満たしていないか、今後満たさなくなる可能性がある箇所をメーカーが申し出でる
- 改善対策 保安基準以外の箇所だが、安全上問題がありそうな箇所をメーカーが申し出る。
- サービスキャンペーン 上記2つ以外で自動車の質を下げるような不具合
どれも無料修理には違いがありませんが、リコールと改善対策は安全にかかわりますので、早く処置した方がよいですね。
そして意外と多いのがサービスキャンペーンです。
ご自分の車が何か不具合を感じるようでしたら1度、サービスキャンペーンを確認してみて下さい。
変わった故障でしたらサービスキャンペーンの可能性が高いです。
自動車メーカー別 無償修理検索
下のサイトにアクセスし、車検証に記載されている車体番号を入力すれば、リコール、改善対策、サービスキャンペーンが当てはまるか確認できます。








one point
先ほど紹介した以外に保険の延長というものがあります。
新車から6年保証の箇所が9年に延長されている事が多いです。
これはリコール検索してもでてきませんので、上記サイトを隅々まで見て対象かどうか探します。
もしご自分の車の修理代金が6万円などの見積もりが出た場合、整備工場も見落としている場合がありますので、ご自分でメーカーサイトにアクセスし、確認することをおすすめします。